さすがです

数日前に一日雨が降っていたのに、まだ桜がキレイに残っている。 入学式には桜が全て散ってしまうことが普通となった今日この頃。 やはり桜に入学式は似合います。

娘は今年から幼稚園へ。 最初は大泣きからのママはダッシュでその場を離れる。 これを繰り返すこと4~5日。今では

「ママ~ いってらっしゃい」

と送り出してくれているみたいです。 たくましくなりました。 その分、妻も店に顔を出すことが多くなりましたが、今のところおかあさんのような戦力にはまだまだ及ばない。 これからは私たちが第一線で頑張る。 そういう気持ちを夫婦で持って、これから一緒に励んでいけたらなと思っております。

 

 

 

今日はお預かりしている車を出すために、少し早く7時に出社。 朝に行うランニングもいいが、朝早く店のシャッターを開け、東向きに作られているショールームに朝日がサンサンと注がれているのを見ると、気持ちがいい。

「これから土日は7時オープンやりたくなるね!」

と思うも、需要はないであろう。 ただ、早く来てやること済まして、あとはお客様との時間をたっぷりととる。これは重要なことだと思います。

 

ちなみに近くにあります、タイヤショップ。 この店は昼過ぎに店をオープンし、夜9~10時くらいまで営業しております。

「早起きが苦手なのかしら・・・」

と最初は感じておりましたが、夜9時くらいにはいつも車が停まっている。 仕事終わりに来てくれる層を取り込むための営業時間なのであります。 長くやりゃ、いいってもんじゃないし、ピンポイントに需要のある時間帯に営業する。理想でございます。

 

 

 

 

 

 

本日は、明日納車予定のボクスターの最終仕上げの前に、燃料エンプティランプが点灯しそうなスパイダーの給油の為、ガソリンスタンドにレッツゴー!

洗車をして、ホイールも丁寧に洗うとローターが錆びる。 んなもんで、ちょっと遠回りをしながら個人経営のガソリンスタンドへ到着。

「洗車してきたんか! 綺麗だな!」

スタンドのオーナーと少し談笑をしながら、給油が終わる。 料金を支払おうと思ったのだが、またすぐに1台持ってくる予定でしたので

「すぐ来るので料金はまとめてでいいですか?」

と、言い終わる前にOK! さすが、いつもお世話になっておりますガソリンスタンド。話の途中ですべてを把握している・・・あえて

「すぐに来るので料金はまとめて払おうと思ったんですけど、それじゃ悪いので払います!」

と言ったら怒られそうだ。

 

 

 

冗談はさておき、スパイダーもこれで5~6回の試乗にも楽に耐えられそうです。 次はバルケッタを給油しに行こう。 表展示場が少しごった返していたので、少しずつ動かしながら行こうとすると、おかあさんがコチラに歩いてくる。これはチャンス。アタックチャンス!

 

私「今、時間ありますか?」

ママさん「あるよ!」

私「給油したい車があるので、手伝ってもらっていいですか?」

ママさん「スタンドまで乗っていけばいいの?」

私「ハイ。このバルケッタをよろしくお願いします」

 

ママさん「え~、左ハンドル!? そしてマニュアルか~。 久しぶりに左ハンドルマニュアル車だわ」

私「じゃあ、コッチ乗っていきます?」

 

 

ママさん「いいよ。バルケッタ乗っていく」

 

 

 

との流れで、ママさんはバルケッタで颯爽とスタンドへ。 後をすぐ追おうかと思いましたが、あとで個別に給油するのも面倒なのでカギを全部持ってきて、残量チェック。 そんなことをしているとママさんがバルケッタで到着。

 

ママさん「終わったよ~」

私「ありがとうございます! これは右のマニュアルなんでこれもいいですか?」

ママさん「わかった!」

 

とまた颯爽と6速マニュアルを使いこなしながら、スムーズに加速していく。 さあさあ、早い所、奥にあるTTとサンクを動かしてこれで向かうべ。 と数台動かしていたら、すぐにメガーヌが帰ってくる。早い。 もう、スタンドの店員さんと

「いくつ?」

「3000円!」

「OK!」

と9段ATにも勝るとも劣らないスムーズさで事が進んでいるのであろう。 そして、店の前に準備してあったTTを見るや否や

「次はこれ?」

とアグレッシブな答えが返ってくる。

 

私「これはATっす。 給油口を開けるボタンはセンターコンソール奥のふたを開けると出てきます」

ママさん「これね! OK!」

 

と今度はTTのシートをカチカチと上に調整しながら、またもや軽快に去ってゆく。 ここまで給油がスムーズに進むと気持ちが良い。 私も帰ってきた車を商品車並べをしながら、最後に行く予定のサンクを表に出す。 サンクは車検が切れておりますので、取得していた仮ナンバーをねじ止めしておく。

 

「クォォォォン~!」

 

 

TTが帰ってきた。 もうこの工程を何度も繰り返しているからか、また給油しに行くであろうサンクを見て、

sannkubakara

「これも行ってくるね!」

 

と1980年代のキャブの左のMTにもなんら抵抗がない、このアクティブさ。 しかも、行くの?ではなく、行ってくるね! だ。 もうこの流れはサンクでは止められない。 もはや、フェラーリクラスを登場させないとこの流れは止められないほど、ママさんに火が付いている。さすがっす。

 

私「これで最後なので、僕が行きましょうか?」

ママさん「いいよ! 私行ってくる!」

私「それじゃ、会計も一緒によろしくお願いします。」

ママさん「OK!」

 

「ブロロロロロ・・・・」

 

 

なんだかスタンドの店員さんに

「アイツ何なまけてやがんだ!」

と言われても仕方のないママさんの働きっぷり。 最初は左のMT~? なんて言っていたのに、最後に帰ってくると

「結構、こうゆう車(サンク)好きよ♡」

とさすがは車が友達の社長の奥さんでやんす・・・と思った出来事でございました。

 

 

 

最後、帰ってきたときに、

私「女性がサンクに乗っている姿をみると、なんだかいいものですね」

と伝えたら

ママさん「こんなおばさんじゃダメでしょ笑」

 

と返されましたが、私の地元では友達のお母さんのことは、皆「おばさん」と言っており、その流れで最初にうっかりその言葉を口に出してしまったことを思い出すだけでも恐ろしい・・・ああ、恐ろしい。

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