終着点は毎回自分。

全て自分基準で話をする。会話をかっさらうその行為。疲れます。

  

Aの会話。

「俺、あの車が好きでパワーは150馬力あるんですよ!」

「そーなんだ!俺のフェラーリはね・・・・」

 

Bの会話。

「あそこのショップで見てもらえるらしいよ」

「あ、そーなんだ!俺のフェラーリはね・・・あそこの店で・・・」

 

Cの会話。

「足回りを一新しようと思っているんだけど何にするか悩んでいるんだよ」

「あーそうなんだ! 俺のフェラーリはね・・・」

 

Dの会話。

「(トヨタオーナーに向かって)○○さん、来週車を見に行こうかと思ってるんですよ!」

「えー!見に行くの? 俺のフェラーリはね・・・あそこの店でね・・・」

「・・・いや、お前に聞いてねーし」 

 

※たまたまフェラーリになってしまいました。フェラーリに憎しみはございません。

 

 

久しぶりに会う友達なら良い。ただ、それが毎回顔を会わす相手だとツライ。相手とどんな内容を話していても終着点は自分の車。そして、たまにダメ出しが入る。

「これはちょっと瞬発力がないよね」

 

傍から見てると

「いや、当たり前だろ。(貴方の車とは)コンセプトが違うんだから。いちいち言うなよ」

と思う。(比べるのは全然いいのですが)

 

同じメーカーの車でもGT向けなのか、サーキットにそのまま持っていける車なのか、その時点で違うのにそこに気づかずインプレッションを述べる。比べられた車を好きな身にとっては決して好ましい状況ではない。よってため息が止まらない。

  

例えばですが、速い車が好きでそこへのコダワリが強いのだったら、レース関係に強い店に行くべきです。積極的にレースに参戦している店であれば話も合うし、自分以上のモチベーションのお客さんがゴロゴロしています。店主にその思いをぶつけてください。こちらの想像を超えた提案もしてくれると思います。 

  

ただ、そんな尖がった店だと貴方も同じ思いをするハズです。

 

高額な費用をかけてカリッカリにチューンしている常連から

「まあ、素だとサスも柔いしパワーもいまいちだよね・・・」

 

と言われることを想像してください。その時に思うことでしょう。

「そんなん知ってるし、そこまでガチでやろうと思ってねーよ。金もかかるし、車も傷むし・・・」

 

 

私が働いておりますFIORANOは色々な車種を取り扱う店なので「車の嫌いな所」より「車の良さ」を広めたいと思っております。 今日であれば「エキシージ」や「バルケッタ」「ボクスター」「308ブルーGT」「ラパン」「MAX」「エブリイワゴン」・・・等のお客さんが一堂に会して楽しんでいるわけでございます。

 

そこで許容の広い方たちを前にして

「俺、遅い車が駄目なのよ!絶対無理!」

 

と言おうものなら誰かと対立します。対立するならよそでやって欲しい。 よって

「俺はこんな車が好きッス!」

「えっ!?青松はそっち系? マジかー!」 

 

という会話で盛り上がっている店でございます。

 

本心でどう思っていても構わない。ただ、好きじゃないことを本人の前で堂々と言わなくてもいいんじゃないですか。色々な感性があってこれだけ多くの車があるんですから好き嫌いがあって当然。ただ、それを好きだと思っている人の前でいう必要はない。 言いたいんだったら、同じ考えのいる深い付き合いの出来るクラブ・店に行きましょう。その場でけちょんけちょんに言っても誰も不快に思うことはありませんからね。

 

どうしても無理なジャンルが出た場合は表の展示場をグルっと眺めていれば、次の話題に突入していると思いますので、席を立ちましょう。軽自動車には軽自動車の、ミニバンにはミニバンの、スポーツカーにはスポーツカーの良さがある。 って店の雰囲気を作っていきたいと思っております。よくいらっしゃいますお客様、ご協力のほどをよろしくお願いいたします。

 

 

たまにあるんですよ。けちょんけちょんに言ってた車なのに、数年後

「これは最高です!」

 

なんて手のひら返す店が。今まで扱っていた車が高騰し仕入れが難しくなり、そちら側しか扱うものがなくなってしまった・・・。まあ、昔の話なので覚えていない人が多いのでしょうが、やりにくいことは確かです。。

んなもんで、現実でもネットでも否定しか言わない人いますけど、メリットがない。聞いてるほうも疲れますし。いつまでもポジティブに行きたい。そう思うこの頃です。 

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