ポルシェへの情熱

詳しくはわからないけどポルシェが欲しいと情熱を持った若いお客様が御来店されました。 誰が見てもポルシェというスタイリングが好きで、昔から恋焦がれていたそうです。 輸入車には見えないフィルターが付いていて、300万円の新車のプリウスなら買えても、300万円のポルシェは買えない。 
特にポルシェは憧れていても手を出すことが出来ない人がいるなか、これから新社会人として歩んでいくお若い22歳の方に勧めるのは、いかがなものかとも思いましたが、ほかに買いたいと思えるクルマがないという情熱をお持ちでしたので、色々とアドバイスとさせていただきました。

最近私より若いお客様が増えたなぁ。 クルマ離れと言われている昨今ですが、ここ最近の当社のお客様を見るとまだまだ趣味車も若者に人気があるんだなと思わせてくれます。 

詳しくなくちゃ乗ってはならん!みたいな考え方は昔より無くなってきたのかな。 フェラーリ乗りがエンツォを知らなくちゃダメだ!と思う人もいますが、私はそんなこと思いません。好きなカタチは人それぞれ。 強要しちゃだめだよね。 
今日のお客様Tさんも、難しい事は全く分からないけどポルシェが欲しい。そこから手にしてみて、色々知識が増えて行くかもしれないし、増えないかもしれないけど、そんなことはどーでもいいよね。 楽しく運転して、所有する喜びを持ってくれればそれでよし! 

その分、知ってるか知っていないかで、維持費にかなりの金額が違ってくるとは思いますが、ディーラーのおかませ整備でやってもらって、高いと言っちゃいけません。 知らないのであれば、お任せするしかないですし、知っていたら余計な個所はやならくていいと馴染みの整備工場でお願いすれば、ディーラーさんよりは安く済みます。
クルマは消耗品の塊なので、お金をかけた分に比例して良くなりますし、私もお菓子を食べた分に比例して太ります。 結局、クルマも人もそんなものです。

自分にあった販売店や整備工場を見つけることが出来ればよりよいクルマ生活が送れそうです。 今は情報化社会。調べようと思えば何でも調べられるので、今の整備に満足できなかったら調べてみましょう。 意外と近くに腕のいいメカニックさんが隠れているかもしれませんよ~  

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