マツダRX-8 の限定車スピリットRです。
お客様のご厚意で試乗させてもらいました。 いつも2000年前後のクルマを主に乗っていますので、24年式のクルマが新車のように見えるッス。 いつもスーツを着て悠々自適に下見をしている業者はこのような個体を見ているのでしょうね。
販売開始されたのは2003年。もう12年も経過しているのですね。 十万キロオーバーのロータリーですと圧縮が抜けが心配されているからか、相場も安めになってます。 「高年式で低走行のクルマは高くなる」という図式が レシプロエンジンと比べるとロータリーの方がより顕著に出ているような気がします。
さすが最終限定車のスピリットR! 19インチをさりげなく履いています。
「宝物を手に入れる時の最後の扉」、「結婚式の新郎新婦入場」など。 観音開きの先には楽しみが待ち受けている!そんな印象にするため開発陣が頑張った・・・のではありません。 大人4人乗るために4ドアにすることがフォードからの要望で、色々考えられた結果「フリースタイルドア」となりました。
スピードメーターがデジタル表示です。 スマホにするのも嫌がっている私にとっては、デジタル表示に慣れるのに時間がかかりそうです。
そういえば、この間ヤナセさんに行った時に並んでいた「現行Sクラス」のメーター周りは全て液晶でございました。 液晶なのに表示はアナログメーター。 水素や電気自動車に時代が流れていっても、アナログ表示とワイパーは永遠に不滅です。
走りだすと思っていた以上に剛性があり、スマートに加速をしていくので速度が出ていてもスピード感を全く感じられなかった。。 同じ高回転型のタイプRはカムが切り替わる前後で性格がガラッと変化しますが、RX-8は最後までスッとストレスなく廻るので洗練されているイメージがしました。
トヨタさんが86にロータリーを載せたがっておりますが、唯一無二の存在のロータリーはマツダに守ってもらいたいものですね。