車両識別番号

今、グーネットに載せていないものを含めると在庫が19台。 20台前後になると、展示スペース同様、書類の置く場所も結構大変でございます。 幸い、書類が多くても同じメーカーのクルマは少ないので、商談時にはすぐに探せるのは楽ですけどね。 専門店さんは車検証を見ても、同じようなものしかないから管理が大変だろうな~。

1981年から17ケタのシリアルナンバーが標準化されたので、マニアな方は最初の10桁ほどの英数字を聞いたらすぐに車種が判る人もいそうですね。 日本国内向けの車両は17桁ではないので、たまに国産車の車庫証明を書くときは違和感を覚えます。
ちなみに最初の1桁目は製造業者が所在する地域であり、当社で扱っているクルマはW・ドイツ、Z・イタリアが一番多いです。 他にも多くの情報がありますので、部品発注する際は車検証がないとダメなケースが多く、馬のマークの部品とゴーン社長のとこの部品が共用だから、安い方で取ろうと思っても車検証がないから断られることもありますよね。 間違った部品を発注することは減りますが、共用部品を取るときはめんどくさいご時世でございます。

今、ショールームにおいてありますテスタロッサと512TR。 たまにどこ仕様?と聞かれる事がありますが、ステアリングポストに付いているプレートを見ると車体ナンバーが記載しております。 そこの8桁目のアルファベットを見ればどこ仕様かわかります。

512trshatainannba-

こちらは512TR。 ZFFから始まり8桁目の英数字を見ると『B』なので欧州仕様です。 他にもA、C、D、J、S、Tなどもありますので、フェラーリが駐車している際はここら辺からちらっと見るとすぐわかる。

shatainannba-gayokumieru

新しいモデルはわかりませんが、この時代よりちょっと古い308も同じ場所です。

308pure-to

10桁目は少し曖昧ですが、年式の符号化がされており、テスタロッサは『K』と記載されているので1989年式ということがわかります。 色々な情報が詰まっている車両識別番号。たまにまじまじ見るとちょっと面白い。