気になる書籍

いい車があればモテた時代を経験されている方たちにとっては、車好きが当たり前。年齢でいうと50歳前後であれば、車好きである確率が高いです。少年だった時代にレースやスーパーカーが盛り上がっておりましたので、当然なのでしょうか?

私の少年時代はテレビでレースを見たこともありませんし、友達との会話で車の会話が出たことがありません。 ですので、クルマが身近ではない環境で車好きになることは、何かのきっかけがないと興味を持てませんよね。

 

私と同世代のお客様にきっかけを聞いたことはなかったのですが、この前初めて聞いてみました。

「おじいちゃんがマツダの営業マンだったんですよ~!」

御両親ではなく、おじいさんの影響・・・羨ましい。私はおじいちゃんとの思い出はほとんどありませんので。 社長の知り合いで車屋を営んでいる方たちは

「子供が全く興味がないので、私の代で終わりですわ!」

という話を良くしています。 皆さんスーパーカーをたくさん所有する凄い車屋さんなのですけれど、凄い車があれば子供が興味を持つ・・・という事はないようです。

 

お客様のおじいさんはマツダの敏腕営業マンであり、現場を退いてからも本部で社員教育を頼まれていたそうです。 引退してからも新型が出ると、家まで見せに来てくれたり、乗せてくれたり・・・引退してからも慕われていたということは、面倒見とカリスマ性を持っていたのでしょう。

私のおじいちゃんの数少ない思い出といえば(私の母の父)

「味が薄い!!と玄関にお茶碗をマジで投げつける破天荒な人でありました・・・」

ある意味カリスマがありましたけど苦笑 私も人を惹きつけ、虜に出来るような人になりたいものです・・・

 

お店の営業時間が終わり、その日はなんとなくコンビニでアイスを買って帰ろうとセブンイレブンに立ち寄ると、ある本が目に入る。

田中角栄

「私が田中角栄だ」

さっきまで「カリスマ」の話をしていた僕は、気づいたらこの本と板チョコアイスをレジで会計しておりました。

カリスマ

 

 

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には興味はもてませんでしたが、こちらは勉強になりそうです。 一番心に残ったのが

「嘘はつくな。すぐにばれる。 気の利いたことを言うな。後が続かなくなる。 そして何より自分の言葉でしゃべることだ。」

昭和59年生まれの私は現役時代を知りませんので、「善」と「悪」のどちらの人物だったのかはわかりません。 ただ、人間性があり、愛情があり、勢いのある人物は大好きであり、私の目標としている人物像です。 これからも、自分なりにコツコツと正直にやっていきたいと思います。

 

 

 

 

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