本格的な夏が到来し、車内の暑さも最高潮。 車種によってはダッシュボードが割れたり、天井が垂れたりと、この時期の気温は車にとっていいものではありません。
在庫している車たちもみんな屋根下に置ければよいのですが、在庫が多いと数台、青空駐車せざるを得えない。 ただ、大型店舗と違って4~5台だけですので、屋根なしの場合はサンシェードを使っております。
サンシェードの柄は商品車のため、ベーシックな無地のものを使用おりますが、自分のクルマだったら少し変わったものが楽しくていいですね。 今まで、カーズや肉の柄は見たことがあったのですが、コチラは初めて見ました。
「中古車、売り出し中のサンシェード!」
ちょっと見にくいので近づいてみましょう。
おお。。 かなりしっかりしている。 むしろ、出来が良すぎるので本当にお客さんが来てしまいそうだ。 今回は少し広げて見せてもらっただけですが、このシリーズのみ中古車屋の前で1日広げておくのは危険ですね。
よく見ると39.8百万円。 ただ、これはパッと見ると全く分かりませんから、ショッピングセンターの駐車場で、友達のクルマと一緒に3台ほど並べておけば、ランボルギーニくらい注目を浴びそうです。
面白い商品が多い、ヴィレッジバンガードの商品です。 ちょっと面白いサンシェードをお求めのかたは是非。
先ほど、お客様から連絡があり少し質問を受けました。 その内容は
「グー鑑定とカーセンサー認定はどちらが信用できますか?」
結論から先にいうと、どちらも大差はないと思います。 グー鑑定は日本自動車査定協会(JAAA)に、カーセンサーはAISという会社へ委託をして行っております。 グーもカーセンサーも自社社員ではなく、一台いくら・・・といった形で委託料を払っている。
グーネットやカーセンサーは消費者がお客様ではなく、販売店がお客のため販促の色々な協力はしてくれるのですが、鑑定に至っていえば全く別から来た人材が委託されてやってきているので
「修復歴あるやつ買っちゃったけど、修復なしで鑑定してよ(´3`)ウフフフフ」
なんてことは出来ません。 鑑定書内容とグー・カーセンサーのネット情報もつながっているので、そこを操作することも無理です。
ですので、一つの基準にはなると思います。 鑑定書を見せてもらえば、ある程度把握できると思います。 ただ、同じ鑑定士ではなく複数の鑑定士による検査ですので、キズの捉えかたや内装の使用感などで、評価点が変わることも心に入れておいたほうがいいでしょう。
↑グーネットで委託している・日本自動車査定協会(JAAA)
←カーセンサーで委託・株式会社AIS
今回、相談をうけたお客様は北海道の個体を少し気にされておりまして、その個体はカーセンサー認定を受けていました。 個人的には、経費の掛けて認定を受けている販売店のほうが信頼できると思いますが、車にこだわりを持つ方でしたら現車の確認は必須だと思っております。
今回も頼まれたお客様の車の状態を見ると、距離の伸びた通勤用のゴルフも趣味用のスパイダーでも物凄くキレイ。 そのため、予算内で納めるにしてもヤレているものはオススメ出来ない。
昨日の火曜日に出ていた個体も
「在庫に出来ないような個体を、あの人に勧めることは出来ない」
ということで却下しました。 台数が少ないと、やっと出てきた一台に甘い査定をつけてしまいがちですが、非常に高い買い物ですのでそこは慎重に。
ただ、お客様の性格・車への基準がある程度わかっていると、仕入れもしやすいですね。初見のお客様だと基準がわからないですから・・・
「頼んだのに全く想像していたのと違った!」
と嫌な思いをしないためにも、初めてのお店に頼むときは気を付けましょう。いつも行っているお店ではアナタの好みは把握しているハズです、安心して下さい!
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