こちらハマーH2のタイプG。
この時期は6人乗りのタイプGと5人乗りのタイプSがあり、上級タイプGは本革シートやサンルーフ、1人乗りのサードシートなどが付いております。その後、ラグジュアリーPKGが出てきたり、エンジンが6200ccになったりと変更点がございます。
燃料タンクは121ℓ。セルフスタンドだと給油時間は4分以内、給油量はガソリンで100Lまでと消防法が適応されてしまうため、空の状態からは満タンに出来ません。そして燃費は3~4キロほど。さすが、見た目も中身もワイルドです。
ただ、もっと燃費の良いH2を乗りたい! と思っているそこの貴方に朗報です。なんと!6200ccモデルのほうが燃費が良くなっております。頑張れば4~5キロ走れるのではないでしょうか。ただ、自動車税が88000円から111000円にランクアップします。 どちらにせよ規格外。さすがハマー。
こんなワイルドなのだ!汚れたままで乗り倒すぜ! という声を期待したいところですが、そんなわけにはいきません。カーペットにシミが結構ありましたので、その除去をしてから掃除機&拭き取りを繰り返す。
その後、外装の汚れをある程度とってから磨きに入ります。
とりあえず屋根を見てみましょう。
背の高いSUVやミニバンは仕方がありません。新車から10年以上が経過して、このクラスの屋根が綺麗な車は非常に少ない。拭き取るのも一苦労ですし、常に日にさらされております。
「普段は見えないし、ここは見えなかったことに・・・」
そう思い、遠方を眺めていると滝田さんがH2に乗って楽しそうな姿が出てきました。・・・。これはサボる訳にはいかん・・・やったるで!
その意気よ!頑張って!
屋根に寝袋を敷いて、焚火グッズを用意すれば快適にキャンプできそうなほどデカいやんけ!よっしゃ!とりあえず脚立を持ってこいや!
了解! はいどうぞ!
よっしゃ!・・・っておい!これじゃ、小さすぎる! 誰が子供用の脚立って言ったんじゃい!
それ、普通のだよ
そんなわけあるかい! タイヤより小さいで!
ほら!
えっ!?嘘でしょ・・・
ホントよ!
・・・本当だ。疑ってすみません。まさかこんな見た目が変わるなんて・・・目の錯覚を利用して楽しむトリックアート美術館でも通用しそうやん。
一筋縄ではいかぬ。それがH2。 とりあえず終了しました。
ただ、ルーフキャリアを外さなかったので、キャリアの磨きやその周辺の隙間までは出来ませんでした。納車準備費用の一環で行っている為、作業時間は最高でも2日で考えております。それ以上の場合は別料金で御対応させていただいております。アメ車屋はこれを毎回どの程度までやっているのだろうか・・・気になるぜ。
そして、H2を納めさせていただき、後日遊びにいらっしゃった滝田さん。
「どうぞ!乗ってください!」
たまたま車の御相談で来ていた針替さんにお声がかかる。218㎝の幅にビビる針替さんと私。
青松「私が助手席に・・・」
針替さん「いやいや、運転してください」
幅の広さにビビり、譲り合っている男たちをよそに
「じゃあ、私はいつも乗らないリアシートに」
リアシートで快適そうな滝田さん。
ちなみにサードシート左横にスペアタイヤが載ります。
なかなか出来ない体験をさせていただきました。滝田さん、ありがとうございます!
今まで私の車の車重ランキング№1はトゥアレグW12の「2540㎏」でしたが、それを更新しました。H2は「2900㎏」で約3㌧! このボディをもってしてもV8・6リッターOHVが非常にトルクフルなので、走らせている中で全く不満はなく乗り心地も良かったです。ただ、ブレーキ踏んだ時が一番重量を感じました。
これから納車準備の磨きが「X3」「ビートル」「ジュリエッタ」「GTV」「ミニ」と続いておりますが、ハマーをやった後だと小さく感じて気が楽です。それでは、また。