「名変よろしく頼むわ~」
名義変更をよろしく頼む。 車屋ではよくある会話。店から土浦自動車検査登録事務所まで、おおよそ23キロ。 普段の道路状況でいえば40分というところでしょうか。以前、渋谷さんにお手伝いしていただいたときは
「いいとき来ちゃったな。役得だわ!」
と言っていただき嬉しかったですが、車屋で働いている身からしたら普段の業務。何か問題はないかチェックしながらの往復50キロのドライブは楽しさというよりは仕事の気持ちが強い。・・・そりゃそうか。
さて、どれで行くのでしょうか?
これでしょうか。
令和登録のメルセデス・ベンツ
Cクラス。ディーゼルです。
いやぁ、豪華。 もう豪華過ぎで36歳の若造にはまだ似合わない?・・・いや、役職が人を育てる。という場面もありますからね。 車に年齢は関係ないか。好きなクルマに乗る!それがいい。
全液晶のメーターがお出迎えしております。 ミトや500のドット式のメーターやメーターがスイープ動作したときに喜んでいた頃はなんだったのか? と思うレベルのフル液晶メーター。
ただ、そこはメルツェデス。さすがに全液晶になってもタコメーターは付いていた。
(シャ)
ん?
(シャシャ)
おや?
(シャシャシャ)
おやおや? ステアリングスポークに付いている黒いセンサーに指をスライドさせるとタコメーターが地図になったりエコ表示に変わりました。 1984年36歳世代ならば説明書を見なくても使いこなせるようです。 ただ、ここくらいが限界か。
下の画像もササっとやるとササっと変わります。 スマホ使ってない私はササっと出来ません。どころか、自分のサイトも見れません。チクショー。
取扱説明書はナビ画面でどうぞ。標準でスマホがINしているようなものなんでしょう。 こうなってしまっては納車された日に取説を読みながら、チビチビ酒を飲むことが出来なくなってしまうではないか。
お酒を愛する山﨑さんと柴田さんの怒りをここにぶつけたい。チクショー。
設定項目があり過ぎて納車説明時に密が決定してしまうことが欠点か。須藤さんが「2CV」を買ってくれた時の商談3分が懐かしい。2020年にメルセデス・ベンツ販売店に配属された新米営業マンに言ってみたい。
「商談が3分で終わる事もあるぜ!」
「えっ!? 中古車屋の商談はそんなに楽なの?」
と思われることでしょう。
この車両ほぼ全部乗せ、ということですので試してみましょう。
ヘイ。
ヘイヘイ。
一時期、日産のCMでよくやっていたフットトランクオープナーは付いていないようです。 素直にリモコンで開けてみます。
当然のように電動オープン。 このくらいじゃ驚かなくなりました。扱う事はほぼないですけどね。
最近、211のCDIを下見する事がありますがなかなか買えませんので、たまにはディーゼルのトルク感を味わってみましょう。 さあ、土浦まで25キロ弱をレッツゴー!
当日は名義変更日和。
ただ、気持ちよい秋空のように見えますが
32~33℃くらいありました。
まあ、渋滞がなければ風も入りますし、このくらいの暑さなら気にならないぜ。
茨城県の道路状況の素晴らしさがお分かりかと思います。
降り注ぐ日光が肌に染みるぜ。最近、妻に
走っている姿「サザエさんのエンディングで走るマスオさんみたいだね!」
夏空で焼けた肌の青松「ピーナッツみたいだね!」
散髪後の青松「コボちゃんみたいだね!」
もう少し旦那を持ち上げる一言を持ち合わせていないのでしょうか?チクショー。
こちらは中島さん御用達の小貝川。 朝の5時から9時頃までコルナゴという真っ青な自転車で軽快に走っております。 9月21日は「96キロ」を走りこんでからの御来店となりました。 3ヶ月前に3キロ走って酸欠になっていたことが懐かしい。継続は力なり、ですね。
実に快調で私の顔もほほ笑む。
途中、JAXAや
愛すべき珍来を通り越して
快調にドライブです。
髪がボッサボサになるのと、オープンでちょっと恥ずかしいのと、遮るものなくまぶしいのでキャップとサングラスをしてました。
はい。無事に到着しました。
Cクラスかと思いきや、まさかのバーキン。 2時間前はエアコンの効いた快適な車内を想像していたんですけどね。
「はい、名義変更ですね・・・ああ、こっちですか?」
みたいな。現行Cクラスからバーキンへのギャップ。たまらないぜ。
皆さんにどう想像されているかは不明ですが、乗り込んで狭さと風に慣れてしまえば結構快適です。 エンジンもミッションも素直で乗りやすいですからね。ただ、目立ちたくない方には向かないと思います。
無事に名義変更も終わりよかったよかった。 次回の話はコチラでございます。それではまた。