先日、納めさせていただきました
アバルト595 コンペティツィオーネ
車検整備と同時にナビやドライブレコーダー等の取りつけ、そして外気温センサーが駄目になってしまいエアコンが効かなかったので、もちろんそこも整備していただきました。
実に完調なドライブにより鼻歌交じりで埼玉運輸支局へ。
「エアコンもしっかり効くし、各部からの異音もないしええやん、ええやん!」
ワイの楽観的な雰囲気を察知したのか
「あのぅ、これ(ナンバー)どうやって取るんですか?」
運輸支局内限定で逆ナンされるケースが多々あるのだが、ここは佐々木さんのように喜ぶべきなのか?渋谷さんのようにクールに振る舞うべきなのか? ・・・とりあえず鼻の下を伸ばしながら
「じゃあ取っちゃいますね」
と作業完了と同時にお役御免。古いボルトと一緒にポイされる俺。切ないぜ。その後、アバルトのナンバーを取り付けようとしたら
ココがまさかの空回り。 若干固いと思った瞬間、台座と噛んでボルトと一緒にから回る。この奥には手が入らないし、バンパー外さないと厳しいか・・・。
固定はされているが、若干浮いているナンバープレート。これが青松ファンクラブ会員であれば
「遊びにいらっしゃった時にやりますね!」
何も問題ではない問題なのですが、今回購入してくれたお客様は初めての愛車ですし、そんなわけにはいきません。とりあえず、近くのテスター屋に行き見てもらうと
「バンパー外さないと厳しいですね・・・」
やはり厳しいか・・・。丁寧に対応していただきありがとうございました。午後1時に御客様のご自宅で待ち合わせをしておりましたので、とりあえず遅れないように行くことに。
そして着いたところに奥様と御友人も一緒に出て来てくれるではないか・・・。 事情を説明し、本日は保険の関係もあり乗らないということでしたので一旦帰り作業してから夕方にまた納車させていただくことになりました。大変申し訳ございません。
お客様の御友人から
「ワッシャーでも詰めておけばいいんじゃないですか?」
と言っていただくも、さすがに楽しみにしていただいたアバルトの希望ナンバーがワッシャーまみれですと格好も付かない。 途中、ディーラーでやってもらおうかとも思いましたが、予約も入れていないし、さいたま市からだったら戻ったほうが早いかな・・・。
そして、整備工場に着きすぐに取り掛かっていただきました。 結果、15分ほどでやっていただきました。待っている間
「不備があったし、何かお詫びの品を買って行こう・・・」
で悩んだ結果、ケーキ屋に到着。
「ここはアバルト納車記念なんでホールケーキだべ!」
と注文。
店員「なにかメッセージ付けますか?」
青松「(せっかくなので何か入れてもらうか・・・)
じゃあ、アバルト595 ありがとうございます! でお願いします。」
店員「あ、アバ・・・もう一度よろしいですか?」
青松「ちょっと分かりづらいんで、紙とペン貸していただけますか?」
店員「ハイ!どうぞ!」
「アバルト595 ありがとうございます!」
青松「これでよろしくお願いします」
店員「はい。かしこまりました。 もう少々お待ちください」
3分後。
店員「お客様、ご確認よろしいですか?」
青松「はい」
ケーキを見る。
アバ・・・・・ありがとうございます!
青松「はい、大丈夫です・・・ん? いや、ちょっと??ちょっと待てぃ!」
そこに書かれていたのがコレダ!
「アルバイト595 ありがとうございます!」
・・・。 アルバイト595。 その夜この話を妻にしたら
「5963のゴクローサンと間違えたんじゃない? アルバイトご苦労さん!みたいな感じで」
とおっしゃっておりました。いやぁ良かったよ。ちゃんと確認して。これがそのままお客様の手に渡ったら
「あそこ店は普通だったけど、店員が変わっていたよ」
と思われてしまうとこでしたよ。
青松「これアルバイトじゃなくて、アバルトって車の名前なんです」
店員「失礼いたしました!!すぐにやり直します」
3分後。
店員「ご確認をお願いいたします」
青松「はい」
で、2回目の確認は複数回読んじゃいましたよ。
青松「(アバルト、アバルト、アルバイト? いやいや、アバルト、アバルト・・・大丈夫か・・・。)はい。大丈夫です」
店員「ありがとうございましたー!」
その場での確認は重要です。
その後、アバルト595を無事に納めること出来ました!
ありがとうございました!