全世界で14,000台販売されたうちの900台が国内へ。 国内に900台というと、少ないのか、多いのか・・・よくわかりませんが、定期的に在庫にしています、ゴルフR32。
年間に複数台扱う車種ではありますが、下取りでほとんどやってきません。 気に入ってもらって手放さないのか、過激な走りに気持ちがハイになって免許がなくなってしまったのか・・・どうなのでしょうか(笑)
もし、この車両は20万キロ走っていても機関がしっかりしていれば、欲しい人は必ずいそうです。 この手の車は普通に使えることから走行距離が伸び続け、10年後には、
「程度抜群! まだまだ走れる20万キロの低走行車!」
なんて、セールストークが出てきても可笑しくはないですね。 最近、80年代のフェラーリでも、走行距離10万キロオーバーの個体を少しずつ見るようになってきました。 クラシックは走行距離よりも程度相場・・・とは言われても、なんだかんだ10万キロは引かれることが多い。
30年以上経っている車の走行距離が10万キロを超えていると、「多いですね~!」と言われてしまうことが不思議に感じます。
そういえば、お店にありますモンディアルも走行距離は8万キロ台。
それを聞いたとき、私も一瞬
「結構走っているな」
と思いましたが、良く考えると年間3,000キロも走っていないのです。 車業界にいてもそう感じてしまうのは、昔からの10万キロ神話が頭から離れないからなのか・・・。
モンディアルを見て思ったわけではないのですが、スーパーカーと実用車の性能・デザイン面以外での違いは
「1年で3,000キロ、10年で30,000キロ」
を乗ったときに、
「距離少ないですね~!」or「たくさん乗ってますね~!」
と評価が分かれることがいえます。 スーパーカーとしての一つの条件と言っても差し支えはなさそうです。
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