浪漫。

実用より趣味性の高い車を扱っている身として忘れてはならないのが

「ロマン」

  

「ロマンって・・・お前は昭和か!」

 

と地元の友達から言われてしまうかもしれません。

  

 

「ロマンより現実を見なさい!」

 

と愛する家族から言われてしまうかもしれない。

  

 

「妄想より散歩でしょ!」

 

とチワワに言われてしまうかもしれない。

 

 

何かと「ロマン」を語ると世知辛い世の中ではございますが、新型コロナが世間を騒がす暗い世の中。心から楽しめる趣味の一つでも持たないと身も持たない。そんな時、心をともす唯一の光。それが「ロマン」

ロマン・・・意味や実用性は皆無で非合理的に思える、だけど恰好良いこと。

   ・・・夢などに強烈な憧れと理想を持つこと。

 

  

 

さあ、ロマンの世界へレッツゴー!

  

 

①メーター・大金さん

 

ランチアデルタを超えるメーターの数。もうここまでくると何を指しているのかどうでもよくなってくるだろう。メーターが液晶に代わる中、時代を逆行した姿。それがロマンだ。

 

メーターは男のロマン。ナビシートに座るハニーには「???」が浮かぶが、50代であれば頷く方も多いのではないか。 さらに現代は液晶の時代。

 

液晶メーターはパッと見ると

「うわ~!スゲー!」

となるが、貴方の持っているスマホがダッシュボードに組み込まれているに過ぎない。実際、液晶メーターの採用は簡単であると思う。質感も押し心地も関係なく、どんな画面を見せるかだけの問題だからだ。乗ったことはないが、テスラのフル液晶も最初は興奮するのだろうが、そのうち軽自動車さえ液晶が標準で搭載される時代は近いと思う。 だって安く済むのだから。

 

そのうち高級車には旧態依然とした実に車らしい

メーターが取り付けられ

「うわ~!カッケー!」

と言われる時代がくるであろう。普通メーターは車でしか見ませんからね。車には車の、スマホにはスマホの役割がある。世の中の多くものが液晶&タッチパネルになったとき、車らしさの原点に戻るといいな。それとも家電と化すのか、今後が楽しみでございます。

 

その時代には「メーターが男のロマン世代」は免許返納されているって? いやいや、いつまでも健康に。そして趣味の世界で楽しんでください。

 

  

 

  

 

 

 

②グローブ・小林さん

 

「えっ!?野球ってそんなにグローブが必要なの?」

 

野球を知らない彼女に見せたら言われてしまうだろう。実際、野球は一つで事足りる。私の思い出の品、高校時代のグローブはいつまでも形を崩さず残してある。これには青春時代の汗と汗、そして汗の染みついたグローブゆえに、他人が見れば

「汚ね~!」

となるだろうが、これは捨てられない。ただ、これを見るといつでも夏の予選・初戦負けが思い出される。苦い思い出だ。

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「大体、12~13くらいですかね。売る時もありますが、またついつい買っちゃうんですよ!」

 

野球をやっていた身でもわからない、小林さんのグローブコレクション。エラーをすると

「お前、売っちゃうぞ!」

とグローブのせいにする持ち主にいつも怯えているのかと思いきや、実に過保護にメンテナンスがされているが故にグローブも喜んでいる。(と思う)

 

理由はないが、ついつい買って大事にしちゃう。これぞ、男のロマン。

 

 

 

 

 

 

③当社のお客様

  

「今、そんな車が必要なの?」

「そんなスペック必要なの?」

「オープンカーっていつ乗るのよ?」

「そもそも屋根がないじゃない!」

 

当社の見積もりをお持ち帰りいただいた時にご家族から言われることもあるだろう。そんな反対意見をひっくり返してからの御購入。これがお好み焼きなら拍手喝采ですが、趣味車だとため息をつかれてしまうのでしょうか。

 

いつもありがとうございます。趣味に生きる方がいるからこそ、当社のような会社が成り立っております。これから電気自動車や自動運転等、色々言われておりますが、未来なんて誰にもわからない。

今出来る商売が続けられる限り、余計な事を考えず一生懸命に頑張って参りたいと思っております。そして、楽しめることは一緒に楽しみたい。

  

またツーリングを行う予定ですので、その時はどうぞ!よろしくお願いいたします。皆様からのご連絡をお待ちしております。

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