ルノー・メガーヌが入庫致しました。
平成26年式 走行距離101800キロ 車検 令和3年2月
残念ながらタイミングベルトの交換履歴はありませんでしたが、ボディはなかなか綺麗です。 タイヤはスタッドレス+走行距離からいって普段の足として使用していたのだと思います。 下、足廻りに錆はほとんどなく、走行をしても各部から異音は聞こえない、主要機関もOK! 状態はなかなかでございます。
いいですね。 こんなモデルを普通に使用できる車趣味人が喜ぶ環境。通勤も楽しんで仕事に励む。素晴らしいではありませんか!
ボディカラーは「ジョンシリウスメタリック」
聞き飽きた方も多いであろう「ジョンシリウスメタリック」。 当社では聞き飽きた感が出ておりますが、当時はオプションカラー&その派手なカラーリングから台数は少なめです。
黄色は事故率が低いと聞いたことがありますので、こちらの車が普及されればされるほど安全に繋がる。実に素晴らしいカラーとなっております。 ただ、目立ちます。 こんな車で煽り運転なんかしようものならすぐにバレて、晒される。 マナーを守り、攻めたい気分のときは安全な場所で楽しんで下さい。
さて、ルノーメガーヌ。
に乗る中島さん。
「今日は誰がこねーべか?」
外観はイカツイ、でも心は優しい営業係長が今日も店頭に立っております。
そんな中島さんのおかげで私のブログが今日ははかどる。 と、いうわけで今日は私の主観で在庫の「メガーヌ」を書いてみようと思います。
在庫車の位置が撮りづらかったので、見やすい位置にちょうど置いてあった中島号で写真を撮らせてもらっております。 在庫車にこのステッカーは貼っておりませんので悪しからず。 もし、ご希望の方は有料オプションで承っております。
ルノーのバンパー↓ このピアノブラックがなかなか決まっている! が、ここは結構塗料が弱いです。 ずっと日が当たっている環境下で保管している方はここのクリアが劣化してくるのが定番です。 次型はもう少し強い塗料でお願いしまっせ!
こういったところがドイツ車のディーラーから
「ふ~ん、ルノーね、ああ、ルノーなのね」
と若干下に思われてしまうのでしょうか(完全に私の主観)。 同年式のメルセデスベンツやBMW、アウディ等の塗装の方が強い印象を受ける。ただ、向こうはサイドモールのくすみ問題があるからどっこいですけどね。
やはり各社どこかに弱点があるのですよ。 何もかも完璧はあり得ませんし、それが個性で面白いところでもある。
ヘッドライトはプロジェクターのHIDが標準。 987はプロジェクターが標準でもHIDはオプション。 ドイツ車オーナーからの上から目線を感じた場合は
「これが標準だぜ!」
と胸を張って言いましょう。
そしてブレンボ。 赤いキャリパーを見ているだけでオーナーの所有欲をくすぐる。 同時期のルーテシアも標準でした。
車をあまり知らない青松家の父がクリオV6を見たとき、マッチョな武装感に興奮していたことを思い出す。
一体というよりは後から付けた感じがルノーっぽい。
こちらの張り出しているサイドモール。 死角が多いため磨くときはめんどくさい。 飲食時代
「締め作業時は下からも覗いて汚れをチェックしろ! 上からだけではヌルイ!」
と当時の営業部長から指摘を受けたことを毎回思い出す、下から上に車を覗く行為。エロい行為とは呼ばないでください。
ほら、ここなんて汚れの溜まりやすいパネルの隅の集合体ですよ。 ボディカラーが明るいものほど、ここら辺の隅が奇麗だとより良く見えますからね。 地味な男が地味な作業をやっているときはそっとしておいてください。地味ですが必死になってやっております。
所有者が語る。
「この前メガーヌの後を追かけていたとき(納車を手伝ってくれました)、この車こんなケツがでけーのかとまじまじ見ちゃったよね。 屋根の面積が狭くて、下に行くほど広くなる、独特なデザイン。 いいよね!」
要約するとケツのデケー車が好きな人はオススメしちゃうよ!ということみたいです。
トランクは広い! というより深い。 懐の深さがにじみ出ている山﨑さんにはピッタリのトランクとなっております。
デコの広い青松は納車準備中の124スパイダー(1985年)のトランクが似合っているのだと思います。 あれは広い、こちらは深い。 どちらも欲しい!という方は「ADマックスバン」を買ってください。
奥様方に敬遠されがちな3ドア。 重い、後席に乗りづらい、そして
広ーい、この3重苦。 3ドアは家庭に3苦を与えた仕様となっております。道路で広げようものなら実に邪魔。 ここ茨城県なら許されますが、東京都内であればクラクションのオンパレードが待ち受けている。
3ドアの表現を間違えました。
「愛するハニーが隣の車へのドアパンチが気になりすぎて、毎回ドアを開けて差し上げる、知らずに紳士になっている嬉しい仕様」
となっております。 気づけばに男を上げる仕様の3ドア。エスコートが身に付き辛い日本男子には必見です。
レカロシートが標準仕様。 このシートはミドル級の方でも楽に収まる、乗り手を選ばないシートとなっております。 NDロードスターやボクスターのシートは結構細身ですからね。 あれは乗り手を選ぶよ。
たま~に
「これキズ!?」
とブラックの塗装のキズを確かめるため、人差し指で傷をなぞる方がいらっしゃいますが、その行為で傷が出来るのがブラック。 さらにそれがソリッドの場合は
「ああ~、、、、、その行為はヤメテ・・・・ヤメテー!!」
と心の中で叫んだ経験がある車屋は多いはず。 明るい色なら大丈夫ですが、黒の時はマイクロファイバークロスを借りるか、自分の車になってから確かめましょう。
給油口はダイレクトにいきましょう。 蓋の付け忘れがない分安心ですが、掃除するときはなんか気を遣います。
当社で納車時にお伝えする内容が
「書類の確認、給油方法、バックの入れ方」
この3点セットさえ抑えておけば、あとはどうにかしてくれるエンスー度の高いお客様ばかりなのです。
中島さんグッズが邪魔をして乗り込みづらさが倍増しておりますが、せっかくなので177㎝、72キロの私が乗り込んでみます。
画像を添付しながら一番気になったのが自分の頭皮。 そんなことが気になる年頃です。 迷惑にならないよう靴を脱いでの試乗でしたが、割とまあまあすんなり乗り込むことができました。
が、これは慣れている私の場合でしたので、毎回家族にこれをお願いする勇気は僕はない。 家族が車趣味に反対している場合は素直に5ドアを選びましょう。
せっかく中島さんもお母さんも近くにいたので、シュミレーションをしてみました。 172㎝、中島さんにベストポジションをとってもらってからの
記念撮影。
ではなく、後席の快適度をチェックです。
割と広い。 割と快適。 窓が小さく天井も低いですが頭は当たりません。
中島さんの頭皮も天張りに当たることなく、快適そうな雰囲気を醸し出している。 というか、ドライバーは快適ですよ。広いし速いし剛性凄いッスからね。 これはドライバーではなく後席に乗る家族から出るであろう検証でした。
お一人の方は買ってください。 後悔はしないと思います。楽しい車ですからね。
メインの液晶モニター。
右手のコントロールパネルをポチポチすると色々なモニターが映し出されます。
ノーマル、スポーツ、RSモードの他にアクセルマッピングが標準で装備。
僕は大体、スポーツ&スポーツにして乗ります。 スポーツ好きですからね。ここは譲れませんよ。
気合が入ったときはエクストリームモードでどうぞ! 一番過激モードはご自身の車になったとき体験してみてください。 なかなか過激ッス。
そんなこんなでまとまっておりませんが締めくくりたいと思います。