悪い流れの時もあればいい流れの時もある。 販売もそうですが、それによって巡り合えるお客様との出会いが、私はこの仕事で一番面白いと感じる瞬間です。中古車販売は車が唯一無二の存在ですから、営業マンがアホでも売れるときは売れる・・・そう考えると、腕の差が出やすい新車販売の営業も少しやってみたい気持ちも湧きますね・・・まあ、全く売れずに泣いて帰ってくる姿が想像できますけどね。
先日、納めさせていただいたアウディA4カブリオレ。
横浜市に納車させていただきました。 そのお客様が私の親友に姿も性格もすごく似ていて、出会った場所が違っていたら親友になっていたのではあるまいか・・・そんなことを勝手に想像しながら
「ありがとうございました!」
とその地で初めて車を持つお客様から感謝の言葉をいただいた後、握手を求められ、金正恩とトランプほどの固い握手・・・いや、そんな薄っぺらい握手ではなく、サッカー選手が激闘を終え、ユニホームを交換しながら固い握手をするが如くの握手を交わし、無事に納車を終えることができました。
清々しい気持ちで帰りの電車を乗り、コトコトと揺られながら茨城県へと帰る。喜ばれることは嬉しい。これからもそんな納車が続くように励もう。秋山様、ありがとうございました!
そして、コチラ。
ローバーミニがご成約となりました! ありがとうございます! BMWのバイクを複数台所有し、過去にスバル360を乗られていた私と同世代のお客様に納めさせていただくことになりました。
こちらがゴルフ6 GTIの下取りで入庫後
「こんなにいい状態ならショールーム内に入れたいね!」
「ここ(幅1m60㎝ほどの場所)なら入りそうだね!」
「入るでしょ!」
「入れようよ!!」
当社を応援してくれる筆頭株の中島さんから熱い押しを受け、すっぽりとギブリの後ろに入るミニ。 それを見てご満悦そうな中島さん。
今まで多くのミニを仕入れ、下取りもさせていただいておりますが、コチラのミニは相当お気に召したご様子で
複数のお客様がコチラのミニクーパーを見て
「こうゆうのもいいな・・・」
なんて軽く話をしていた後に
「結構気に入ってもらっていたんじゃない!? どうなるかな!!??」
と商談をしていた横の中島さんが一番興奮しているという、不思議な状況に困惑していた僕でしたが、無事にエンスーの元へ旅立つこととなり、少し寂しそうな中島さん。
少しくらいは興味があるな・・・程度の心持ちでも実際に現車を見ると
「こ、これは・・・!」
とビビっとくる一台がある。車選びはそれも面白い。 実際、私も時間があるときは仕入れの現場でプラプラと一通り歩くようにようにはしておりますが、写真では絶対にわからない心に響く一台がありますからね。 それを電話で
「こんな一台があったんですよ。 どうですか?」
と問いかけても電話じゃ伝わらない。それが辛いところです。
これから整備に入らさせていただき4月の下旬の納車予定でございます。 ありがとうございました!
さて、次回は
マイネームイズタカシ
くらいの英会話しかできない私が、日本語が話せないアメリカ人と一緒にラーメンを食べに行った話です。 ラーメンは国境を越えて愛される。旧車は国境を越えた流出が止まらない。異文化交流も趣味車へ思い切って飛び込むのも、やってみればどうにかなる。 そんな話です。 お楽しみに。