先日、オークション会場の下見をしていたらAXに遭遇いたしました。

だいぶ昔に販売したなぁ。。と懐かしさのあまり現車に近づき内外装をパッと見る。だいぶヤレが目立つ個体・・・ただ、現状で残っているだけいいのだろう。内装を見ると昔販売した個体と同じシートが付いている。そしてシフトノブを見ると外側が劣化し、内側の白いプラスチックが丸見えです。
「ん?うちの個体も同じになっていたな・・・」
「まさか??あの個体!?」
と想定していなかった事態に驚きながら、一歩引いて外装を見るとボンネットとルーフに当社で施工したマットブラックのシートがまだ残っておりました(笑) 当時は仕上げて売るほどの余裕もない・・・こともあったのですが、AXを素晴らしい状態にして販売しても商売に成り立たないくらい旧車は価格が安かったのです。
走ることには問題がなかったので、外装は4人がかりでシートを貼ったことを今でもよく覚えております(笑) 暇な時にたまに走らせておりました↓

そしてリアハッチを見ると当社のステッカーが残っているではありませんか! まだそのままにして乗ってくれていたのでしょうか・・・ありがとうございます。
こうなったら買う買わないではなく、車両をチェックしたくなる。内外装は儚い記憶通りの個体。あれ以上となっていることもなければ、大きく劣化した感じも受けない。当時から10年以上経つ個体ですから、よい保管状況だったことが伺えます。
ラッキーなことに鍵は付いておりましたので、そのままエンジン始動。(車両によっては鍵がワイヤーで繋がれており、鍵の貸し出しを受けずとも下見が出来ます)
「キュルキュルキュル・・・」

低回転から高回転まで一切のストレスなく吹け上がるエンジン。車検もまだ残っておりましたし、代車として仕入れるか、ワンチャン在庫で入れて現状販売も頭をよぎりましたが、次のオーナーさんの整備を受けるにはちょっと厳しい。ただ売るだけならいいのですが、その後も考えないといけませんからね。それを踏まえて諦めました。
快調に走らせることを維持するのが大変な旧車。そんな中、久しぶりに当社出身の個体を見て嬉しくなった出来事でした。

