こちらは2月に納車になりましたオースチン・セブン。

1959年式の初期モデルでございます。ちなみにこちらはオークションではなく、よくお世話になっております群馬県の業者さんから買取依頼があり仕入れさせていただいました。オークションでmark1仕様はあっても、本物はなかなかお目にかかれません。


といっても私自身ミニに詳しいわけではないので、仕様か本物か、見分ける要素としてシフトレバーがどこから出ているか&ドアのヒンジの下側(前側)が丸みを帯びているか、くらいなんですけどね。簡単に変えられない部分ですので。 個人的にmark1のテールが好きなので、いつか出来の良い仕様を入庫したいなと思っていたら、まさかのマーク1がやってきました。



御購入してくださいましたのはパジェロオーナーの二井さん。

パジェロも非常に気に入ってくれていたのですが、今ここでマーク1に乗らないともう乗れない!と思いお乗り換えを決意されました。 パジェロを購入していただいたちょっと後に、ミニも一度は所有してみたいとお話を伺ったことがありました。ちょうどその時に在庫がございましたので、せっかくならどうぞ、と試乗を勧めると喜び勇んで試乗に出かけて行った二井さん。
15分の試乗を終え帰ってくると笑顔ではなく、げっそりとした奥様が・・・。理由は初めて重ステが予想以上に大変で、心がポッキリと折れておりました(笑)

その1年前の苦い経験があり、希少なマーク1が入庫した時も少し戸惑っておられましたが、乗ってみると案外大丈夫! というか、特に問題なく乗りこなしておりました。 初回ってかなり衝撃を受けますからね。最近、納車させていただきましたヌォーバ500オーナーさんも「これは慣れるまで大変だね(苦笑)」と笑っておられましたし。

佐々木さんが横に並ぶと父と娘って感じですね。


ちなみにアルファ155オーナーの大西さんもミニが大好き。だいぶ昔に当社の在庫車を試乗されて気に入ったものの、一緒に同乗した娘さんがお母さん(奥様)に
「なんかバラバラになりそうだったよ!」
と報告されて却下された思い出があります(笑) あの個体に新品のラバーコーン、もしくはスプリングが入っていたら大西家にミニが増えていたのかもしれません。


真ん中で腕を組んでいる横島さんもいずれ所有したいと昔に言っておりました。今はBMWミニに心を奪われ、次はクロスオーバー(F60)の後期型にするんだ!と予約を受け付けております。


閉店時間間際になり帰り支度をする二井さん。こちらの車になり、帰る5分前に暖気する奥様。さすが意識が高い。

モデルのように佇む奥様の反対側で亡霊のような影が・・・

佐々木さんでした。おいおい、ここのお客さんは納車前の車に触れるんかい!失礼やろ!と思った方。

お互いに毎回儀式みたいに行っておりますので、御了承下さい。




奥にいらっしゃいます4Cオーナーさんも毎回、二井さんの納車に駆け付けてくれます。御客様にファンの付く車屋はあまりございませんからね。それが当社の強みでもあります。皆様いつもありがとうございます。









二井さん、ありがとうございました!
