乗りたい人がいるなら応援しよう。

後輩がミニに乗りたいと言っていた。

 

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「BMWのミニか!信頼性もあるし、いいじゃないか!」

 

 

 

「いえ、もっと古くて小っちゃいほうです!」

 

「バカヤロー! ボンネットの開け方も知らないのに、なんかあったらどうするんだ!あんな古い車は止めておけ!」

 

欲しいと言っていたのは20代前半の女性。 小さくて可愛いレディが小さくて可愛い車になぜ興味を持ったのか? 通ずるものがあったのだろうか? 女性にミニ人気は強い。 私の地元でも

「ミニクーパー可愛いよね~!」

と輸入車を扱っていることを知ると、大体ミニクーパーの話が出てくるものだ。 さて、このミニクーパー、一体どのモデルを指しているのだろう。 ローバーならば、メイフェアもあるし、BMWならばワンもクーパーSもある。but、クーパーだとどっちもあるからね。

「ユーが好きなミニクーパーとはどのモデルですか?」

とスマホを持たない私が口頭で説明しても伝わらない。 凄く小さくてパワステがなければローバーの方だよ。 そんな言い方をしても、小さくて可愛いらしいパワーウエイトリフティングの選手は三宅選手だよ。 間違った解釈をされてしまっても面倒なので

「ミニね! 可愛いよね!」

と済ませてしまうところは車業を営んでいる者として失格か。 その点、ここら辺はいつも来ている常連さんのように、車の話をする場所がない・・・と思っているエンスーたちならば、もう女性との会話の手綱は握ったようなものだ。

だが、そこはあまり懐の深さをアピールしてはいけない。 オースチンセブン・モーリスミニマイナーから始まりだしたら、いかに興味のある話とはいえどついてはいけまい。 というか、飲み会の席じゃ時間が足らない。

 

もしその場でもっと詳しい話を聞きたいと思っている女性がいるならば、もうアナタに気があるのだろう。 昔、イタリアのスポーツカーを買ってくれた当時、20代の好青年も

「飲み会の席で、車の話で盛り上がって・・・それが今の彼女です!」

こんなこともある。人生何が起こるかわからない。

 

 

 

 

 

さて、勢いでよくわからないことを書いておりましたが、駐在さんの後輩がローバー・ミニに興味があるみたいです。

「ボンネットの開け方も知らないのに、やめておけって全員で言ってたんすよ~!」

とZ3を愛車に持つのエンスーの口からまさかの否定的な意見が。 まあ、言われてしまえばパワステないし、小さし、なんとなくぶっ壊れそうな気もするし・・・仕方がないか? いやいや、仕方なくないっスよ駐在さん!

 

ミニに乗ってた人から意見を頂戴すれば

「楽しいから一度は乗ってみれば?」

そんな声が聞こえてくる。 若い方が興味を持ってくれているのだ、そこを応援しないでフィオラーノ準社員とは言えまい。 古い車を否定するのは簡単。だってぶっ壊れそうだから。 そりゃ、古い部品の集合体なのだから、壊れることもあるさ。

ただ、一度はどんなもんかと経験すれば良い。 それで駄目で諦めればすっぱりと忘れられるし、もう夢にも出てこない。 フェラーリもポルシェもアルファロメオも、否定するのは大体乗ったことのない人だ。 想像の域で車を語ってはいけない。 想像が好きなら小説でも書いてみてはいかがだろうか。 最近、湊かなえさんの作品を一通り読んでいたら、自分のブログの更新が止まってました。

 

そんなわけで、今だと見るだけになってしまいますが、是非ご一緒にきていただければと思います。 現車を前にするとイメージが膨らむと思います。

 

こちらのミニをお買い上げしてくれましたK様も20代と非常にお若い。 そして、一緒に来てくれた彼女さんも車に詳しいのでお伺いすると、お二方とも同業者の方でした。詳しいハズです。 ああ、知ったぶりをしないでよかったぜ・・・。 さらにお話しを伺うと

「昨日、この店に行ってくるわ!」

と父に言ったら・・・

「ああ、その店で俺買ったんだぞ!」

 

となってビックリしました。と伝えられ、私もビックリ。

 

Kさんのお父さんには、3月のヘッダー写真に載っているDS3のサワムラさんが

「買おうと思ったらソウルドアウトになってたんですよ!」

と最初に多くの人を惹きつけてくれた黄色のDS3をご購入してくださいました。

そしたら、今回キャプチャーを買ってくれたリュウジさんの職場の先輩もKさんのお父さんとお知り合いだと言うし・・・。 ああ、世間って狭い。 悪いことは出来ねぇっス。

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