いいタイミングでエンジンがかからない

最近の強風で車が埃まみれ。　今日くらいの穏やかな天気だと砂埃を落とすにはちょうど良く、開店と同時に二人で洗車です。

ジャブジャブとたっぷりの水をかけて洗車。　バケツ一杯の水で洗車は十分にできるという情報もありますが、うちはジャブジャブ派です。　たっぷりの水とセーム皮で洗って拭きあげる。綺麗に吹き上げた瞬間と、車の下見をしている段階は

「これは売れるだろう！」

と確信するのですが、非常に風が強い日のあとに、パラッと雨が降り、スズメが運を落としてくれた車両を見ると

「こりゃ、アカン！」

となるわけです。　しかも、絶妙なタイミングで運を落としてくれようものなら、お客さんから幻滅されてしまう。　もし、そんなタイミングになってしまったときは、絶妙なるサインプレーで、

「コーヒー入れたので、お先にどうぞ！」

・・・と、まあ、ここまで危険なタイミングで運を落とされることは今まで一度しかなかったので、車はせめて清潔にしておかないとね。　洗車をしたあと、そういえばエンジンルームはしばらくやってないな・・・と思い、A6オールロードのボンネットを開けると

やはり砂埃はたまります。　特に強風が続くと、防ぐことができない。これはこまめにやる以外ないっすね。　うちのお店はまだ良いほうかな。　このくらいなら水を流しながらスポンジ汚れを落とし、さっと吹き上げ終了です。

車によってはあまり入り込まない車種がある。　意外にもアルファGTAはほとんど汚れていなかった・・・置いていた場所が原因なのかもしれませんが、GTAのマニホールドが綺麗に見えるためアルファ側の配慮なのか・・・と、いうことにしておきましょう。

 

絶妙なるタイミング・・・本日は、アルファロメオGTVを見に来るとお客様から電話があり、ちょっと奥にしまっていたGTVを出そうとすると・・・セルは回るが、飛び込まない。。

「あれれ？？　午前中に動かしていたんだけれど」

と２～３回やってもダメ。　F355の場合は車両を揺らしたり、テスタロッサだとデスビを叩いたりしますが、この症状からすると燃料ポンプ？？　ならば、燃料ポンプはどこにある？と思うも、お客様からあと５分で着く。とのご連絡が。

「ツイてない時はこんなもんです」

とあきらめて事情を説明することに。（時間があっても自分にはできません）

 

 

お客様が埼玉県からご来店されて、まず実車の確認。　１９時を過ぎていたので、外展示場の明かりをMAXで付けて、見やすいようにしながら事情を説明。

「アルファロメオを今乗っているので、そのくらいは許容範囲です」

となんとも寛大な言葉をいただき、ホッと一安心。　その後、お客様から

「綺麗な車両ですね！」

と言っていただき、さっきまではかかっていたんですけどね・・・と社長がもう一回かけたら

「ククククク・・・ブウォーン！」

と勇ましくV6が雄たけびを上げる。　良かった良かった。　埼玉県からわざわざ来てくれて、試乗も出来ないんじゃ申し訳ないですからね。　御成約はいただけませんでしたが、少しお客様の心に刺さってくれたので良かったです。

 

というか、一番の問題はお客様の身長が190㎝もあって、着座位置がなかなか決まらない。どちらかというと、それを確かめに来てくれたようです。　シートの状態もいいし、バケットにするのももったいないからね…。とボソリ。

その前日に、プロ野球選手の石井一久投手のケツが大きすぎて、スーパーカーに乗れなかった・・・（何の車種かは不明）とユーチューブで見ていたのを思い出す。　羨ましい反面、車好きには高身長過ぎるとツライこともわかりました。

 

うちの妻が乗るとベストポジションを決めれるGTV＆スパイダー。　イタリア人の平均身長を調べてみると177.2㎝と日本より、約7㎝もデカイ。　なのに、この着座位置。不思議です。