パッソ、Z4、スマート御成約!!

「こんなところにこんな車屋があったなんて・・・」

四半期に一度?、いや、月に一度は耳にする車屋の脇が小学校の通学路。 先日、現行のCクラスが店の前に停まっていた時、下校中の小学生がジッと見ていたよ。

 

代表が10代の頃、市内に輸入車を中心に扱っていたショップがあったそうだが、凄すぎて寄ることができなかったそうだ。あの小学生も現行のメルセデスベンツが停まっていたので、そう思ったのかもしれないな。 凄い車屋だと思っていたけど、いつの間にか閉まっていた・・・うちも潰れてしまえば

「そういえば、あんなところに外車屋があったよな~! あんなところで変わった車扱ってもダメなんだよ~!」

と、小学生が成人したとき居酒屋で面白おかしく言っているかもしれない。 華やかに見える姿からは想像できないほど、必死に立ち泳ぎをしてバランスを取っている。このバランスが取れなくなったら、在庫車が一台、そしてまた一台と、ランクの下がった車種が並びだす。 たまに

「あそこの店の在庫がどんどんポンコツになっていくんだよ」

なんて常連さんから話を聞くのも人ごとではない。 車好きはよく見ていらっしゃる。 在庫車で車屋の内部情報がバレてしまうとは・・・ああ、恐ろしや。

 

 

 

 

 

 

 

先週末、オーダーをいただいていたパッソと在庫のZ4、スマートが御成約となりました。

今年に入り動きが鈍かったものですから、ビビっていた顔も少しほころぶ。 本当にありがとうございます。

こちらのパープル色のパッソプチプチプチトヨタ。 プラスハナというお洒落なグレードのご依頼をいただきまして、無事入庫することが出来ました。

インパネを含めたシートや内張など、ベースグレードだと単色になりますが、ブラウン+ホワイトの配色でイメージが変わります。

 

グローブボックスはつまみを引っ張る。

じゃあ、コイツは何だ?

アウディA6などはグローブボックス横のスイッチを押すと開く仕掛けになっているが、こちらを押せば隠し扉が開くのだろうか。

 

緊張の一瞬だ。 何が飛び出すのか、それともただのデザインなのか。

 

 

押してみた。

クルクルポン。

「3kg」

 

 

リトラクタブルライトならぬ、リトラクタブルビニールキャッチャー。 3キロまでの買い物袋なら任せてよ! と並々ならぬ私生活を応援する心意気を感じる。結構最近まで、ドリンクホルダーさえなかったアルファロメオとは対極である。

「ドリンクなんて飲むな! 運転に集中するのだ!」

とオーディオの音をかき消すサウンドを響かせながら、日ごろのストレスを右足に込め、非日常のGに身をゆだねる。 最高のひと時を体験させてくれるイタリア製スポーツカー、アルファロメオ。

「俺を生かすも殺すもオメェ次第だ! 下手くそなら練習しろよ!」

スパルタンな匂いが立ち込めております。

 

 

前日に用意したSDカードに好きな音楽を選曲し、遠出中軽食と取るためスタバのドライブスルーでコーヒーとサンドウィッチを。 春の風を感じる、観光地近くになり窓を全開に。 心地よい音楽に、美味しいコーヒー、私は全面に主張しません。

「車が主役じゃない、ユーが主役なのだ!」

優しい香りが立ち込めているパッソ。

 

 

 

 

 

 

 

話がそれてしまいましたが

これから新社会人になる、女性オーナーさんにはピッタリの一台になることでしょう。

入庫した後、整備工場でバックカメラを付けていただき、後方視界もバッチリ。 メカニックさんが

「これから車を初めて乗るオーナーさんじゃ妥協は出来ないし、出来るだけ良く見えるようにしておいたわ! パッソだと甘く見てたけど、手こずったわ笑」

と、ローダーで運ばれてきたゴーストの脇で

「今、パッソやってるからちょっと待ってて!」

と超高級車を待たせ、パッソに集中していただく。おかげで、後付け感も全く出ずに納まっております。

 

 

 

 

明日もご来店予約が入っておりますので、良い方向に話が向かえばいいな。

それでは、また。

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