最近、オークションで冠水車を見かけることが増えました。冠水車となると評価点は「1点」になり、その他に傷があろうがなかろうが評価は変わりません。ちなみに「1点」の付いた冠水車というのは普通のコーナーに出した場合で、事故現状車と言う一切鑑定が入らないコーナー(ノークレームコーナー)では評価がなしで出てきます。(冠水車とだけ書いてます)
どちらの場合も冠水している時点で当社では仕入れることなく、特に下見をすることはございませんが、稀に冠水歴がありそうな個体も普通の評価が付いて出品されております。なぜそんなことが起こるのかと言うと単純に鑑定ミスです。
プロの鑑定士でも修復歴や冠水を取り忘れてしまうことは多々ありますので、全てを100%信じてはいけないのが車のオークション。出品店によってはグレード間違いで出している事もありますし、書かれていることも調べておかないと後で痛い目に合います。
先日に下見をしたアバルト595コンペティツィオーネの5MT。走行距離が10万km丁度とそれなりに走っておりましたが、見た目が非常に良く鍵を借りて下見をしました。とりあえずドア開けて室内を見ても異臭も無くなかなかの状態。そして目線をフロアマット付近に移すと所々で異常に濡れているカーペット。
「???」
そしてダッシュボード下にも乾ききっていない水が少し溜まっておりました。不信に思ったので、ライトを照らし隙間から色々な個所を見ても大きな錆や異変は見つからず。。以前にDS3でなんか変な汚れ方をしているな・・・とステアリングコラム奥を覗くと凄まじい錆が出ていた個体があったのですが、こちらはそのようなことは無さそうです。
ただ、その時点で候補からは外れます。わざわざ怪しい個体を仕入れる理由はありませんので、今後の勉強の為に下見を続けて、その個体は諦めました。こんな感じで怪しい個体を増えており、現場で下見をしている同業者たちから
「あれはダメダメ、あれは潜ってるよ」
なんて会話がちょくちょく聞こえてきます。私も変な個体を掴まされないようにしっかりと見ていきたいです。なにせ皆様のチェックが厳しいですから・・・。
※下見中のお客様たち






