バルケッタ納車

ルノースポール

よく見ていただいているメカニックさんも、この作りこみに関心していた。 昔から非常に人気があり、それに負けない車なんだと改めて思う。 回さないと真価を得ることが出来ず、200psってこのくらいなんだね。と試乗の時に意見をいただくことがありますが、それでも全体的な総合力を気に入ってくれて御成約していただくケースが多々あります。

個人的にはエンジンパワーよりも、剛性感&シートがたまらない。 私はKさんのようにキュンキュンエンジンを回さないので、高出力NAの本質は試乗くらいではわからない。 ただ、乗っていてちょうどしっくりくる。

イプシロンの次は、価格もこなれてきたしルーテシアにしようかな・・・なんて思いが浮かぶ今日この頃。 飛ばすだけが車の楽しみじゃなく、この車ならのんびり走っていても心地いい。デザインは大人しめだし、これなら目立つことなく、朝のゴミ捨て仕事も全うできそうだ。やるときゃ、真価を発揮してくれるしね。

このルーテシア・スポールを以前、販売させていただいた埼玉県のOさんが遊びに来てくれました。

今回の来ていただいた目的の一つに、下取りさせていただいたNBロードスターの部品外し。

「この先、また NA or NB に乗りたいと思っているので、部品を外しても大丈夫ですか?」

と以前からお願いされておりました。 50代のOさんは、さすが車世代。 今回はサクサクっと部品を外し、ルーテシアに積み込む。必要な道具を全て持ってきてくれており、作業は順調。

一つ想定外の出来事といえば、店の裏で作業をしていたため、松崎家おばあちゃんから

「知らない人が裏で車をいじっているけど、大丈夫かい?」

とおばあちゃんが心配していたこと。 大きな音をたてていたわけでもなく、作業自体もすぐ終わったにもかかわらず、さすがおばあちゃん。 よく見てくれているから、防犯対策はバッチリです。

今回、このルーテシアは奥様用。 クルマ好きだが軽自動車orミニバンしか許されていない、スポーツカー好きの旦那さんには羨ましい限りでございますが、これを見た娘さんが

「今回は大人しくてイイネ!」

と、ルノースポールをタントのように迎えてくれるご家庭はそうはあるまい。 対抗できるのであれば、うちの娘か。 娘は、たまにショールームで椅子に座ってビスコを食べているおかげで、車に対する免疫力は強そうです。 もし、20年後嫁に出る日が来て、その家庭が車好きでGT-Rを乗り回している旦那でも、

「いいんちゃう」

と軽く受け流してくれることでしょう。

それと本日は、バルケッタの引き取りに来ていただきました。

そういえば、ついこの間、オークションで低走行のバルケッタを発見。 この個体より数千キロ走行距離は少なかったが、状態はイマイチ。 出品票に

「奇跡の一台! うんたらかんたら・・・・・」

と、二郎系ラーメンも驚くほどのてんこ盛りのセールスポイントが書かれておりましたので、期待していくもそこまで大したことはなかった。 と、いうより幌の破れ、塗装のワレが散見している時点で奇跡の一台ではないような気もするが、セールスポイントは各社自由に書いていい。斜線で消されるけどね。

今回、御成約をいただいたバルケッタは状態はかなり良かった。 ただ、値付けも高かった。安い個体だと20~30万円のバルケッタがある中、かなり苦戦するかな・・・とも思ったが、値段に納得して見に来てくれれば決まる自信はありました。

それで今回、御成約してくれたお客様がご来店された時に、最初はアンダー100万円のバルケッタから下見。 こちらのオレンジは、エンジンオイルにじみが気になるくらいで、走りは問題なし。 エアコン、ミッション、エンジンも特に不具合なく快調。 あとはどこまで整備をするか。

サーキットを走りたいから完ぺきにガスケット交換するもよし、イメージチェンジに幌を変えるもよし、主要機関に問題はないのでそのまま乗るもよし・・・どんな提案をしようかな・・・なんて考えていたら、

「アッチにもあるのかい!?」

と表の屋内展示場に置いてあった赤いバルケッタを発見。

「値段は倍もするんか~」

と一瞬悩んでいるように見えましたが、5分ほど赤のバルケッタを見て

「こっちにするわ!」

と赤いバルケッタに気持ちが変わる。

オレンジバルケッタを暖気して、試乗する準備していたところ赤に変更。 なら、すぐにエンジン掛けて、準備しないと!と思ってカギを取りに行こうとした瞬間

「試乗とかは大丈夫だから! 大丈夫!大丈夫!」

とまさかの2CVと同じような展開に。 2CVの契約の流れ

そして、そのままエンジンもかけなかったような気がします。 理由を伺うと

「俺、毎日運転してるから、運転はもういいよ!」

とS氏を超える、超ダイナミックな発言が飛び出す。

「ならば、なぜ、車を買いに来たのか・・・」

と思う気持ちをそっと心の奥にしまいつつ、お話をさせていただくと非常にきさくなかたで気持ちよいお客様でございました。 こんな気前よく買っていただいて、嫌な気持ちになってもらいたくないので、名義変更の往復200キロで気付いた点を数か所、メカニックさんの気になる点を含め整備してもらい、納めさせていただきました。

何度も試乗を申し込まれることや、一度も乗らず5分で決めてもらうこともある。 色々なドラマが茨城県の小さな車屋で起こっております。

スポンサーリンク

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です