俺、昔はワルだったぜ!

「俺、昔はワルだったぜ!」

生産性のない無意味な会話の筆頭とも言えるこの悪話。 今、一緒に暮らしているおばあちゃん(86歳)世代の

「昔は~」

の内容も同じにされがちだが、ものが溢れている現代社会と比較にならない厳しい時代を生き抜いた、おばあちゃんの昔話。 その苦労話と一緒にしてはいけません。

 

 

まれに聞く、その

「俺、ワルだったから!」

を聞くと

「えっ!?なな、なんですか? とりあえずスゲーッスね!」

と言えばいいのでしょうか。対応に困ります。 ワルだから憧れられる、貴方は中学生ではないのでしょう?現実を見てください。 貴方が気持ちよく武勇伝を語っているとき、相手の目は死んでいませんか?相手の戦意を削ぐ会話。身震いするほど恐ろしい。 相手の目はすでに死んでいる・・・お前はすでに死んでいる・・・よって

「俺、ワルだったから!」

じゃなくて

「俺、ケンシロウだったから!」

と言ってほしい。 俺、悪~、がくると気が滅入るが、俺、ケンシロウ~ときたら、

「えっ!? なになに? どうゆうこと?」

と食いついてくること間違いなし。 会話はキャッチボールだ。一人で気持ちよくなってはいけない。 歳を重ねるにつれてキャッチボールからストラックアウトに切り替わりがちだが、その境目は大きいと思う。 私の両親ともいつまでもキャッチボールをできることを切に願う。

 

 

 

自分で自分の悪話をする場合、だいたい大したことはない。自分が言わないと誰も貴方のことを語ってくれない。 俺はこんなにスゲーんだぞ!・・・いいたいことはわかりますが、貴方の自己申告表を聞いても基準がわかりませんし、その真偽のほどもわかりません。 自分ではなく他人が言っていたらそれは本物なのでしょう。

 

高校の同級生だった彼(巨人→戦力外→阪神タイガース職員)は新年会の時に

「俺、野球うまかったからな~!」

など自慢話を聞いたことがありません。私たちからするとプロ野球選手という時点でスゲーのですが、今もプロの世界に身を置いているものとして、自分の立ち位置がわかっているのでしょうか。話好きな彼ですが、謙虚だったんだと今、気付きました。

 

 

最近話題になった300㎞男。 彼は出所したら言うのであろうか、

「俺、300㎞出したから!」

と。 茨城県でスーパーカーに興味をお持ちの方も、昔どこかでそんな話を聞いた覚えがあるかもしれませんが、昔は昔。 そんなことをしてたとしても、それは過去の出来事。 私、というか世間一般が苦々しく思っているのは、それを本人の口から発せられること。

犯した罪は仕方がない。 が、それを本人が自信満々に言うことが痛い。痛すぎる。恥ずかしい、もう直視できないよ。えっと話題を変えていいですか?となります。

 

それがサーキットやリングの上でしたら英雄になれるのですけどね。DSGじゃなくて、PSMでもなくて、TPOですぜ、旦那。 自分自慢話が過ぎる人は、今がパッとしていないのでしょう。実にわかりやすい・・・と、まあ、そんな方がいらっしゃったわけではないのですけどね。

 

 

 

 

 

 

 

さて、コチラ。

当社販売車両ではないのですが、希少な車にうちのステッカーを貼ってくれております。

小川さんの新車のA7に続いて2台目です。軽井沢のロードスターミーティングでも有名な車に付けていただいて、うちの店も一緒に有名になってしまうぜ。グフフフ。やったぜ。 来年のイベントの後に飛躍的にアクセスが上がることを想定して、ロードスターを仕入れておきますか。

ステッカーといってもシールタイプではなく、こちらのプレゼント期間が終わりましたキーホルダーの金具を取り出して貼り付ける。 小さめな金属プレートがなかなか良い感じ。

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たま~にお客様から

「青いフィオラーノのステッカー付けている車みたよ!」

とご報告をいただきます。嬉しいですね。 僕も新規の方が御来店されたときは、無意識のうちの後ろも見ちゃいますからね。 それを見て

「おお~」

となったり

「あ、ああ・・・あそこか。。」

となったりさまざまです。 ステッカーや御成約の時にプレゼントしているキーホルダーがなくなると、出費が痛いと同時にちょっと安心もします。

 

 

 

 

本日、内外装の仕上げが終わりましたパサート・ヴァリアント。

納車までもうしばらくお待ちくださいませ。 よろしくお願いいたします。

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