C250クーペ!

コチラはメルセデス・ベンツ C250 ブルーエフィシェンシー クーペ

真っ赤なクーペが入庫後、すぐに御成約となりました! 山﨑さん、ありがとうございます!!

 

 

こちらの車両は山﨑さんからオーダーをいただいている時に

  

青松「候補車両になりそうな個体・・・ディーラーの下取りでなんかないかな・・・」

 

とヤナセの関さんにお聞きしたところ、丁度よくあったこちらのC250クーペ。 見るまでどんな状況かわかりませんでしたが、見たら多少の欠点はあれど、価格と状態を考えると十二分に魅力な一台でしたので満面の笑顔で薦めることが出来ました!

 

しかも250クーペって所も良かった。このモデルは1800ccでトルクが31キロ。V6クラスのトルクがあって燃費もそこそこ良い。 山﨑さんの性格上、ある程度のパワーがないと許してくれませんので、C180だったら薦めてなかったかな。 

 

ファミリーカーとしては使い勝手は悪いが、一人で楽しむ分にはクーペがオススメ。 W204自体いい車でありセダンでも十分だが、セダンにのった後すぐにクーペに乗ると交差点の右左折だけで剛性の違いがすぐにわかる・・・と関さんから教えていただきました。僕もそんなカッコイイこと言いたいのですけど、なにせメルセデス・ベンツの取り扱いは少ないもので・・・許してください。

 

ちなみにW205が出て結構経ちますが、まだまだ204も人気がございます。この250クーペも「白の5万キロ」クラスだと150万円くらいの売値なのです。

 

 

「なぬっ!? 白の5万キロでその値段じゃ、この赤はいくらなんぞや!」

とメルセデス・ベンツを食わず嫌いしていた方なら思ったことでしょう。 

 

走行距離が8万キロ台、車検が1年半、オプション本革シート、フロントブレーキ廻りやタイヤ等直近で交換済み・・・ディーラーでお任せ整備をしていた個体だけあって機関は全く問題なさそう。 ただ、塗装にプツプツしたクリア浮きが所々に見られるのが唯一惜しい所。 

 

と、いった個体がこんな値段で乗れるぜ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山﨑さん「そこは男の秘密だよな!」

青松「もちろんです!!」

  

そこは想像でお願いいたします。魅力的な価格過ぎて

「俺もそれで欲しい!」

と言われてもなかなか同じような条件の車がないッス。

  

   

   

ちなみに山﨑さんからは

  

山﨑さん「オメーが良いと思うんだったら、それでいいぜ!」 

 

と嬉しいお言葉をいただけているのです。ある意味、超プレッシャーですけど、モチベーションも爆上がりなのでございます。 普通は

「私の主治医から聞いてみます!」

とか

「ちょっと知り合いに聞いてみます!」

とか

「記録簿がたくさんありますし、この整備工場でやっているなら安心ですね!」

  

になるじゃないですか。だがしかし、山﨑さんは

  

「アナタがいいならそれでいい」

 

ですからね。あんな強面・・・いや、優しい笑顔で言われてしまうと照れる。本当にありがとうございます。 もう買っていただく、というより、そう言ってくれることに満足して仕事忘れちゃいますよ。もう実際、納める前から満足しちゃってますからね。C250クーペしっかり頑張れよ。期待してるぜ。

  

今回、唯一の心残りを挙げるとするならば、オーダーをいただき、すぐに探してしまい

 

「えっ!? 俺の車を探す楽しい時間もう終わり??」 

 

そこが唯一の心配でした。エンスーにとって車探しは楽しい時間。 その時間が短すぎても長すぎてもちょっとツライ。 みたいな感じありませんか? 長けりゃ長いでツライですが、すぐ過ぎても

 

「えっ!! もう?」

 

みたいな。それ以外に未練はないッス。良い個体を薦める事が出来て、あとは車を仕上げるのみ・・・そして、週末。 

   

  

天気も悪かったですし、磨くための準備はして屋内にしまっておいたので、残りをやってしまいますか・・・C250とミト。どちらも赤で展示場が華やかだぜ。

  

ヘッドライトの作業なんかは誰がやってもそこそこ仕上がりますが、ボディはそうはいきませんからね。 ちなみに私の体感的な作業時間だと磨く前の下準備が5割、磨き4.5割、その後のワックスがけや樹脂パーツの保護剤等に0.5割。 ってイメージでしょうか。 ベースの状態やボディカラーで大きく変動することあり。

 

やればやるほど奥が深い作業ではありますので、その分

  

「1~2時間でコーティングやります! 2万円!」

  

とか見ると若干、腹が立つ。 いやいや、オメーそれ・・・下処理してないだろと。 36歳のオイリーな僕が家帰って風呂にも入らず化粧水と保湿クリーム塗る。みたいな行為ですよ。妻に罵倒されるレベルってことですね。 契約時に色々な状況がございますので、毎回100%でやれるわけではないのですが、それはやらなアカンだろ! ってな奴はしっかりやってます。

 

お? 

そんなことを思っていると、隣でワコーズの高級品・スーパーハードを持ってせっせと作業しているFIORANO係長・リュウジさんがいらっしゃるではないか。外装の樹脂パーツは298円のスプレーでやってもすぐに落ちちゃいますからね。スーパーハードはオススメです。もちがいいし。高いけど。 これで1年は大丈夫でしょう。黒々としているハズです。

 

営業係長はこう見えて繊細な部分も持ち合わせていらっしゃるので、スーパーハードの塗りこみ等を細かい所までしっかりとやってくれます。いつも快く

「手伝うぜ!」

と言ってくれるので、ご厚意に甘えております。 ただ、左手に持っている容器に力が入り飛び出してしまうとマズいので、それはすぐに対応してもらってます。

 

おっ?

 

FIORANO課長・佐々木さんまで参加しているではないか。課長の手がボディに触れておりますが、そこはゴム手袋をしているので大丈夫です。 磨きをやればやるほど磨き終えたボディに素手で触るという行為はやれなくなる。 これを見ている方はいらっしゃらないと思いますが、車屋の売約済みの車に触れる事は止めておきましょう。  

 

そんなことを言っておきながら、売約済みの車に触れているのを見て怪訝な顔をされている方もいらっしゃるかもしれませんが、売約済みの車に触れているのは、私が心から信頼していて、快く自ら手伝いに来てくれる、このお二方だけです。 そして、偉そうですが私が監修しておりますので作業内容についても御安心くださいませ。

作業内容は簡単なものに限りますが、ただこの簡単な作業をやるとやらないでは見え方が違ってきます。黒いところは黒くし、熱い食べ物は熱いときに食う。 誰でも出来る簡単な作業こそ、じっくりと丁寧に。車磨きも食も似ていますな。

  

お二人が職場を引退したら「磨き専門・ビューティーベア」で売り出していこう!と思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 40代後半なら知っている「ビューティーペア」でいこうと思ったんですけどね、代表が「リュウジと佐々木さんなら、ビューティーベアだろ!」 ってことになりました。

 

おかげでフロントカウルカバーもリアディフューザーもワイパーアームも黒々と輝いております。納車が楽しみでございます。