シトロエン入庫しました

もう我慢できない。 そう思う車をたまに仕入れることが出来ると、期待と不安でいっぱいです。

「なんで不安があるんだい? 不安のある車なんて仕入れちゃダメだろうよ」

ゴロウからこんな質問を受けそうなのですが、たまには個性的な車種を仕入れたくなるのが車屋の病気。 ただ、世間では危険と言われる車種の裏には大きな魅力が隠れているもの。

「天使のような悪魔笑顔、この車に隠れているよ」

マッチの歌にそんな歌詞があったような、なかったような。 そして、個性的な車に魅力を感じるエンスー達は、販売店側より知識豊富なことが多い。 当社で言えば、「CX」を下取りさせていただきましたお客様と、「2CV」を下取りでエグザンティアをご購入してくれたK様。 御来店いただき、話を伺う限り何も不安が見当たらない・・・というか、

「お前が不安だよ!」

と言われかねない、旧き良き時代の奥深いシトロエンの世界にハマるエンスーたち。 在庫していた「AX」は知っておりますが、「BX」「ZX」「CX」「アミ」「GS」「DS」「SM」・・・と私の知識では何も深い話は出来ず申し訳ありません。 もう現車を見れることがなかなかありませんので、当時を知る方たちと会話を楽しめる代表が羨ましい。

エグザンティアや2CVを在庫していた時に感じたことは、ここの奥深い世界へ行きたいと思う方は詳し人しか来ない、ということ。

「2CVって壊れるんですか?」

という質問を受けるならば、その方に薦めることはしまい。 色々と問題が起こることもあるが、それを寛容に受け止め、その唯一無二の世界を楽しむことが出来るか、その一点につきます。

と、いうことでゴロウさん。 これは、販売開始されてから約30年(今回仕入れた個体は98年式なので、まだ19年)経っている車なので、どんな個体であっても

「絶対に大丈夫です! 全く壊れませよ!」

とヘラヘラした笑顔で勧められる個体ではないんです。 ただ、それを理解して買っていただける方にとっては、最高にプッシュできる個体だと思ってます。 不安と期待と言ったことをわかっていただけますか?

「ええよ、ええよ。 趣味の世界は奥深いけんね。 オイラには不安のないオヤツ頂戴ね」

ゴロウの許可も得ましたので、今回仕入れた個体をご紹介です。

SVXほどではないが、独特のサイドウインド。 これで視界もバッチリ。 話の流れからシトロエンであることから、これでわからない方にはまだすべてに精通するエンスーの称号は与えられません。 ちなみに、僕はこの写真じゃわかりません。

リア。

この車種を当時、ユーノス店でメンテナンスが出来ていた?ことに敬意を表したい。 今、元ユーノス店のメカニックさんのいるマツダへ持って行き

「懐かしいな~、俺シトロエン得意なんだよ!」

と言ってくれるメカニックさんが全国に一人はいるのではなかろうか。 いや、いて欲しい。

当時の最高級車ですが、ハッチバックです。 その後、すぐにブレークも出ました。

さあ、リアハッチを開けましょう。

①ほどよい重さのハッチを開ける。

②ハッチを開けた下を見てみましょう。

③ハイ、こんにちは。

まさかのガラスの下にガラス。室内の気密性の為ということですが面白い。 最初に見る方は「えぇ?」ってなること間違いなしです。

内装にいきましょう。 いかにも座り心地の良さそうなシート。 見た目に違わぬ、適度なハリとコシがあって私は好きです。 ハイドロの後輩、C6とはまた全く違ったシートの作り。技術の向上により長距離で疲れないのは現代の車かと思いますが、今にはないコチラの分厚いシートに心奪われるアナタはもう買わずにはいられない。

そして、内装がキレイ。

運転席にこそ、このようなシワがありますが、切れも擦れも目立つことなく、非常に状態が良い。

きめの細かさ、ツヤツヤ具合に触らずにはいられない。もうダヴのコマーシャルに使ってほしい。 自信がなければこんなアップはとらせまい。 写真より実車のほうが感銘を受ける個体だと思います。

普通、ベージュのカーペットに汚れが目立つものだと思いますが、それがないのに驚嘆する。前オーナーさんが大切にしてくれていたのでしょう。感謝申し上げます。

以前、下取りさせてもらった「CX」と違って、操作方法を教えてもらわなくても楽に動かすことが出来るのは嬉しいところ。 ただ、見慣れない場所にスイッチがあれば動作確認を怠らずに行いましょう。

両サイドがシートヒーター、隣がパワーウインド、で、その隣はなんぞや?

押してみました。

肘置きが電動です。なにが動いているんだろうと周りをキョロキョロしていたら、すぐ近くのものがモコモコしてました。灯台下暗し。 さすがにこれはハイドロではないと思います。

デザインされたシート裏の小物入れ。 今は簡素化されたネットが多い中、こんなところにまでコストをかけているとは驚きだ。 1円単位でコストカットを考えている今のメーカーには考えられない、ただ、気付いてくれる方もあまりいない。

新車価格は1998年当時、車両価格530万円。 誰が見ても分かりやすいメルセデスベンツではなく、シトロエン。 隣の住人からとやかく言われたこともあったろう、ただ、自分の道を突き進む、そんなアナタが輝く時代だ。 趣味の世界だ、自分の感性に従わないで協調性を守る必要はない。 そんなアナタに捧げたい。

正解は「シトロエンXM エクスクルーシブ」

エグザンティアを狙うことはありましたが、XMは私が来てから初めての個体。 特に狙っていたわけではなかったのですが、たまたま見つけたXMに一目ぼれ。 これから点検整備で何かしらのの不具合が出てくるかもしれないが、今のところ仕入れられたことに満足しております。

素晴らしいエンスーの下へ旅立つ夢を見ながら、今日は寝たいと思います。 おやすみなさい。

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コメント

  1. はが より:

    うーん、欲しい
    先立つものが….

    • takashi より:

      はがさんなら安心、超安心です。 お仲間にもシトロエンの世界を教えてあげてくださいませ。

  2. ちゅう より:

    はじめまして^^ 昔、雨の中、一度お邪魔したことがあり、代表と長々とおしゃべりさせていただきました。
    若いころ、CX, BXを長々と乗り継いだのも、もう昔の話です。仕上がったら、一度見せてくださいね^^

    • takashi より:

      CX、BXときたら、是非XMもよろしくお願いします! いつでもお越しくださいませ!

  3. C43のT より:

    昔ユーノスでXMを夢見た世代ですが、
    今ではそこもCX―シリーズになってしまってます(笑)
    5、7、8、ってもともとはRX-が付いてたんですが~

    でも、これは、神々しいですね。こんど拝ませてください。
    白さが素敵なアタックでおじゃまします(笑)

    • takashi より:

      タイミングが違っていれば、ハイドロに惚れ込んでいたかも? サーキットが好きだからそれはないですかね・・・。 いつでもお待ちいたしております!

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