餅は餅屋

先週末、ロードスターをこよなく愛するお二方がお見えになりました。 Hさんはツーリングにも参加してくれた常連さん。 ロードスター仲間のお友達と一緒にご来店です。

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12月10日にこれからマツダが始める、ロードスターのレストアサービスの説明会の帰りに寄ってくれました。 メーカーの始めるレストア部門。 もうすぐ30年が経過する車にそんなサービスを始めるなんて、さすがはNAロードスター。

これから他メーカーも追随してくれれば、車界にとってはいいことなんだと思いますが、NAのようにあれだけ台数が出て、そして今でも人気な車種はないですからね。

それにしても、値段を伺うと半端ではない。 ちなみにレストア価格は250万円~だそうで、もう新車のロードスターに手が届きそうな勢い。 ただ、これでボディもエンジンも完璧な状態になれば

「新車でNAを買ったと思えばいいじゃない!」

と賛同したのもつかの間、

「250万円~なので、250万円だとボディだけみたいですよ・・・」

と250万だとエンジンは手付かずだそうです。 恐るべし。 まあ、新しい部品を組む新車と違い、バラシて綺麗にしてor部品を替えて、組み直す。 行程的には倍以上ですから仕方ない所なのか。

マツダ・レストアサービス

今回、寄ってくれた一番の目的は500を見ること。

可愛らしい姿に可愛らしくない価格も、レストアの値段を聞いた後だとなんだかハードルが下がる。 500を含めた店の在庫達を見ていると、

「レストアやめて、これいっちゃいますか!?」

と私ではない、営業部長・リュウジさんと警備課長・駐在さんからプッシュが入る。 その光景をそっと見守る私。 そんな感じで皆でワイワイ盛り上がった最後に

「この在庫車たちで一番、気になった車種はなんですか?」

とお聞きしたところ、フランスのmeganeを一番気に入ってくれました。

写真がなかったので、私のメガネを載せておきます。 さすがはルノー・スポール。 その姿もさることながら、走らせても期待を裏切らない、フランスホットハッチの頂点といえる存在にM2 1028のオーナーさんにも満足していただけたご様子です。 もし、今後家族の許可が得にくい・・・とお困りでしたら

「カッコイイフランスのmeganeを買いたいんだけど、買ってもいいかい?」

とメールで相談すれば

「meganeくらい好きに買いなよ!」

と返事がくるに違いない。 が、その後の修羅場は私にはどうすることもできませんので、この方法は自己責任でお願いいたします。

ただ今、保管場所の確保のため、裏の敷地の工事をお願いしており、一時的にはもうすぐ完了予定です。 最近、在庫が増えたため車を動かすのが一苦労であり、非効率的なことが多かったものですから、これで少し余裕が出来て非常に助かります。

古くなったブロックを壊す前にカッター屋さんに来てもらって、解体中にコンクリートの大きなひび割れを防ぐようにあらかじめカッターで切れ目を入れる作業。

コンクリートの厚さに応じてカッターの刃を替え、マーチの1300ccのエンジンの付いた専用の機械に取り付け始動。

解体屋さんに話を伺うと

「私たちでも出来るけど、時間がかかり過ぎる。 同じ工程をやるのに半日以上はかかってしまう。機械の性能が違うもの」

とのこと。 車に限らず、餅は餅屋なのでございますね。

この先端↑に付着しているダイヤモンド鉱石がどんなコンクリートでもぶった切る。 これがドンドン減っていき、最終的には

こちらのようにつぶつぶが減ってつるつるに。 面白いことに、このつぶつぶが減って限界が近くなってきたときが一番切れが良いそうです。

んなもんで、

「今、めっちゃ切れがいいな~! って思うとそろそろ替え時なんですよ」

と教えていただきました。 限界を超えると、コンクリートに刃を埋めていく途中でトルクが足りなくなりエンストをしてしまうそうです。

「フェラーリのエンジンが付いていれば楽勝だと思うんだけどね!ガハハハハ!」

とおっしゃっておりましたので、ヤンマーに依頼をしたら作ってくれるかもしれません。そしたら、

「切る姿まで美しく・・・」

と馬力は変わらず、デザインが良くなりそうです。

昔から職人さんの話を伺うことが好きなもので、作業をしていたお二方と仲良く話していたら、使用済みのカッターを記念にいただきました。

「なんのために?」

というご質問は受け付けませんので、ご了承ください。

職人さんの手により、きれいな線がものの見事に30分で出来上がる。 このような作業を一日4~5件ほど回るそうで、手際の良さに感服です。

せっかくなので、作業終わりに店内で一服してもらうと、私と同世代くらいの職人さんがSUVに興味を示す。

サンルーフ付きのSUV。

革シートの3600cc、後期型。

そう、フォルクスワーゲン・トゥアレグでございます。この車が148万円。 昔、この車の中古相場を調べていたそうで

「こんな価格で買えるのですか・・・」

と、そろそろ買い替えを考えていたそうなので、候補の一つとして参考にしていただくことが出来て良かったです。 その後、電気工事に来た若い方も

「明日、早く終わらせて在庫を見せてもらっていいですか?」

と聞かれました。 私と同世代の方に興味を持っていただいて嬉しい限りでございます。

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