ルノースポール シャシーカップ入庫しました!

新しい在庫が増えまして、ルノー・ルーテシアの新旧モデルが揃う。 ティーポ等、多くの雑誌に取り上げられているフランス製ホットハッチ。 よく見てみよう。

新しく入庫しましたシャシーカップ。

全車統一されたルノーのフロントマスク。 さすがにⅡからⅢへと変わったとき同様、新しさを感じずにはいられない・・・と思っていたら来年には新型の発表と、目まぐるしく新型が出てきますので、一般庶民を代表してボヤこう。

「もう少し新型の余韻に浸らせてよ、6~7年で新車に買い替えは無理だよ」

と、ボヤいたのはいいけれど、そのおかげで中古車の相場が下がり、私たちのような小さな個人店でも仕入れられるようになる。まあ、新車を買う予定もお金も無いし、ちょうどいいのか。

 

 

 

先代は3ドアでしたが、こちらは使いやすい5ドア。 特別なモデルに快適性はいらへんよ、と思っている私としたら3ドアでも良かったのですけどね。 ただ、一人一台が基本の地方を除き、一家に一台の家庭が多いですから、ユーティリティープレーヤーが好まれる傾向にあるのは仕方ない。

私はホームランが魅力のおかわり君こと西武の中村剛也選手が好きですけどね。 でも見くびらないで、彼は足も速いんスよ。 三拍子揃った選手も魅力ですけど、やっぱりどこか突出した選手が魅力に見えるのは車も野球も似ております。

さて、カードキーを片手に乗り込んでみましょう。

こちらのカードキーはキーレスですので、ボタンを押して鍵を開けます。 ちなみに当社のスマートキー割合はまさかの「ゼロ」。 よって、たまにスマートキーの車両が入ると

「キーをポケットに入れながらエンジンをかけれますぜ!」

得意げに言う俺。 ディーラーでは10年以上も前にこんなセールストークをしていたと思いますが、当社ではまだまだ浸透していないスマートキー。平成も終わるというのに、ガラケーを主力にスマートキーに興奮する。 不安になってきました。

 

 

さあ、キーを入れてエンジンをかけましょう。 今では普通になったブレーキをかけながらエンジンスタート。

多くの車を下見しているからか、エリーゼでもプリウスでもエンジン始動に四苦八苦することはありません。 たまに

「ブレーキ踏んでもエンジンかからないんだけど?」

とご質問を受けた時の解決例が大体コチラ。

①ブレーキを踏んでいるけどダメ
A、マニュアル車はクラッチです

②クラッチを踏んでいるけどかからない
A、クラッチの踏みが甘い or クラッチだと思っていたらブレーキだった

 

意外に多いのがクラッチの踏みの甘さ。 ハーイ、メルセデス!なんて過保護のカホコを生み出してしまうようなシステムを作ってないで、クラッチの踏みの甘さや運転のスキルに応じて

「バカヤロー! 下手くそ!」

と車に怒られる、精神力を強くしてくれる車を生み出して欲しいものです。 そうすれば精神力が鍛えられ離職率も減るし、運転に緊張感を持って事故も減るし、一石二鳥。 さらにハーイ、メルセデスは壊れたらクレームがきますが、ハーイ、スパルタンは壊れたら

「ああ、良かった。うるさいアイツが壊れてくれた・・・」

と安堵されることでしょう。壊れてもクレームのこないシステム。次世代はくるよ、ハーイ、スパルタン。

 

 

 

無事にエンジンがかかりましたので、車好きが気になるところのメーターを見ていきましょう。

先代とは違いスピードメーターはデジタル。デジタリアンの方は喜ぶと思いますが、私は前モデルのものが好きです。 そして、こちらのボタンをポチっと押すと

スポーツモードとなります。 緑の色が若干、エコを感じさせますが

「あんまり気取るんじゃないぞ、このモードは速いぜ」

ということなのでしょう。 スピードの出し過ぎにはお気を付けください。 ちなみにこのシャシーカップの上級グレード(おおよそ200PS → 220PS)トロフィーは在庫にあるケイマンSのラップタイムと同等クラスで走るみたいです。 FFの1600ccがMRの3400ccケイマンSとタメを張るんですから恐ろしいッスよ。 そうゆう在庫を持てた喜びと、ケイマンSが・・・とショックな気持ちが半々でございます。

そしてコチラ。ナビ。

とりあえずナビを起動してみましょう。

ハイ。

ナビは日本地図に対応しておりません。 そして、コチラのスペースにナビをディーラーオプションで取り付けすると、安いナビでも23~24万円と値段がワンダフル。取り付けキットも単体で販売されることも無いので、ナビを収まりよく付けるにはディーラーお任せ一択の最低23万円コース。 安いナビにそこまでの費用をかけるのもいかがなものか・・・と、いうことで

上に付いているルーテシアが多いです。 このご時世、付いているだけでは飽き足らず、9、11インチと大型化が好まれる日本でこの設定は痛いところですが、こちらはRSなんですから、いっそ無いほうがいいような気もします。 まあ、でも、付いているに越したことはありません。

 

さて、内装を見て行きましょう。

先代とは違った「赤」ベース。

シートはシンプルながら、先代同様肩幅の広い僕にもピッタリフィット。Ⅲ同様、僕は好きっス。 高そうに見えてもイマイチなのもあるし、その逆もある。 さらに巨漢の男が乗る場合もあれば、華奢な女性の時もある。 シートの研究に終わりはない。これから先の高性能車にはお腹がいっぱいですが、シートはジャンジャンバリバリ良いものを作り続けてください。

シートベルトも赤。いいね。

フランス車の多くはボンネットオープナーが左。 先週売約済みになりましたオペルGTはハンドル下の右、エリーゼフェイズ2前期は鍵、2CVはボンネット先端、色々あります。

5ドアハッチになって乗り込みやすくなった後席に乗り込んでみましょう。 運転席を自分のポジションにして乗り込むと・・・

ちょっとキツイが問題なく座れるレベル。 誰でも簡単に快適な空間に乗り込める。これがユーティリティープレーヤーの実力や。Ⅲのマニュアル&3ドアでルーテシアRSを断念したオーナーが騒ぎ出したに違いない一台。販売台数はどちらのほうが売れたのか・・・気になりますね。

後ろから見るドライバーズシート。 いかにもやる気があって速そうです。やはり赤はいいですね。その気にさせてくれます。

十分な広さ。 ファミリーカーとして間違いのないミニバンの選択もいいが、車好きのお父さんにはスポーティーな鍵を握らせておけば、率先して家族の送り迎えをしてくれるかもしれない。 好きでなければミニバンの選択に異論の余地はない。

 

純正の黒ホイール。

車高調を入れ少しローダウン。 さらに

脇からそっと見えるのはアクラポビッチ。 営業部長そろそろいいですか、アクラポビッチです。 名古屋グランパスで活躍したのはストイコビッチ、今年バロンドールを受賞したのはモドリッチ、そしてコチラはアクラポビッチ。

出身地でいくと、クロアチア、スロベニア、ユーゴスラビア、これらの韻を踏んでラップが出来そうです。

 

車高調とアクラポビッチが入って、人気カラーの白! そして、内外装共に綺麗で文句なし!

「こりゃー、売れるべさ!」

と皆様からのお墨付きをいただけましたので、期待が高まります。 それでは、また。

コメント

  1. 葛飾のS より:

    ルノースポール凄いですね〜
    gooで在庫の写真見てたらr32の右MTが、
    しかも青
    これ見たいなー
    スキーでとっても忙しくて
    しかもユーノスもうちの子になりそう
    残念ながらタイミング悪く
    ごめんなさい。

    • takashi より:

      S様の中で冬のスキーに敵う魅力的な車は存在しないので、この時期はスキーに全精力を注いでください。 そして、シーズンが終わり心にぽっかりと穴が開いたときに当社のホットハッチにときめいて下さい。 テクニカルプライズ目指して頑張ってください!