今月の駐在さん

寒い日が続いております茨城県。 都内でも氷点下の朝を4日連続で記録しているほどですから、仕方ないところです。

先日の大雪の朝、天気予報で雪の予報は聞いていたが、大したことはないだろうと高を括って911の磨きの準備をしていると寒いことに気付く。 僕のこしらえたミートテックにユニクロのヒートテックを着ていても寒いとは、茨城県の真冬も侮れない。

前日のポカポカ陽気と打って変わって2~3度の雪のちらつく中

「ささささ、さぶいよ~さぶいよ~」

と、なぜ磨く前の下準備を前日にやっておかなかったのだろう・・・そう、雪を見ながら作業をすること3時間。

手の甲に落ちてくるのは鼻水なのか、雪なのか、よくわからなくなっていたお昼ごろには外での作業を終える。 もともと状態の良いシルバーのポルシェということで、ここまできたら磨くのは楽なもんだわ、とルンルンで溶剤やホース等を片付け車に戻ると、積もるペースが雪国です。

昼ごはんを食べて帰ってくると、もう積もっております。 降り始めてから2~3時間で積もり出すとは、嫌な予感しかしない。 だって、大雪が降って、ニュースで交通情報バンバンやっている頃に誰もスポーツカー買いに来ないでしょ。

もし、こんな日にオープンカーを買いに御来店してくれる人がいたら、TBSのモニタリングを疑っちゃいますよ。

大手タイヤチェーン店と履き替え業者とレッカー屋の経営者だけが、ウハウハしている。 そして、車屋と警察官は眉をひそめながら、見守っていると

案の定、積もりました。 この積もりっぷりは2014年以来でしょうか。 2014年2月にもめっちゃ降ったのです。その日に娘が産まれたものでよく覚えております。

 

後日、駐在さんから

「110番が多くて参りました~!」

と、その日から数日は出ずっぱりだったようです。 駐在さん、お疲れ様でございます。

 

 

 

 

 

その大雪が降る、前の週末にZ3をお乗りのOさんが御来店です。 それに吸い寄せられるように、お隣の駐在所から出てくる駐在さんの目はイカリングのように輝いている。

BMW話が咲き乱れる店内。 警察官になった当時、憧れていたZ3の新車価格は乗り出し価格・400万円オーバー。 買いたいけど買えなかった憧れのスポーツカー。

今回、見せていただた2.8ならば、もう500万円を超える。 どこの企業であれ、これを新人が新車で買うワイルドな奴はほぼ皆無であろう。

今に限らず、新車はやはり高いでございます。 年月が経てば経つほど、昔憧れたクルマを欲しくなるのが車好きっちゅうもので、手に入れられる時期に飛び込むのか、飛び込まないのか、どちらを選択すれば悔いが残らないのか、どなたか教えてください。

 

 

 

 

 

 

そんな話をしていた今週、ついに入庫しました。

エストリルブルーを纏った鮮やかなボディに直6、2リッターエンジン。 シートにはブルーのパイピングが映え、この時期に嬉しいシートヒーターまで装備。 田中さんも嬉しがるホワイトターンインジケーターにより、見た目もクール。

トパーズブルーとエストリルブルー。 カラーナンバーは364と335。 この時期のブルーの設定が意外と多く、他にも初期型にあったアトランタブルー(薄め)とモントリオールブルーがあります。

今ではこんなにないんでしょうね。 白と黒が人気っすから。 そういえば、下見していて思ったのですが、トパーズブルーって2種類あるんですかね。 同じカラーナンバーでも違うんですよ。 年式で違うのか、グレードなのか、私の目が最近乾燥してメガネをかけているからなのか・・・勉強しておこう。

駐在さんには、クラウンもエスティマもスイフトもキューブもサニーも買っていただいておりますから、押し売りするもの悪いですし、グーネットに載せた後、気に入っていただければ買っていただければいいな、と思っていたら

「入ったんスか!!」

と、もう隠し事は出来ない。 なにせ、駐在さん家は隣です。 掲載して、次の日には商談中となりまして、もうほぼ決めていただきました。

 

 

 

これから、オープンにしてどこに行こう。

暖かくなってきたら、奥様とデートがいいじゃないですか。 たまにくらい子供を見てもらって、羽を伸ばさないと疲れちゃいますよ。 子供は親をよく見てるといいますから、育てる側もたまにはリフレッシュして、家庭も円満。

人生一度きり。楽しまないと損でっせ。 車で日々の生活が楽しくなるのであれば、販売する側としてこんなに嬉しいことはありません。 これからも、どうぞよろしくお願い致します。

 

コメント

  1. Taka117 より:

    おお…! エストリルブルーの限定車が入ったんですね!
    Z3仲間が増えて嬉しい限りです。また遊びに行きますね。

  2. takashi より:

    駐在さんも嬉しがっております。 先輩として何かアドバイスがあれば、駐在さんも色々と情報を欲しておりますので、よろしくお願いいたします!