「おい!お前! こんなところに停めやがって! てめぇ、どこのもんだ!?」
運転中、電話がかかってきたからといって凄く迷惑な場所で停車したり、無断で人様の敷地に停めて遊びに行ったり、このような時はトラックのおっちゃんに文句を言われてしまっても仕方がない。 というか、その行為止めて欲しい。
が、いきなりいちゃもんを付けてきたのは、ショッピングセンター内の広い広い敷地の駐車場。 ちょっとした買い物を済ませ車に戻ると、上記のいちゃもんをつけてくるおっちゃんに遭遇する。ドアパンチをされるのは嫌なので、周りに車がないスペースにきっちりと停め、前後左右、素晴らしい均等ぶりに文句の付けようはないハズだ。
なぜ、そのような事態に?
彼(おっちゃん)から話を聞いたわけではないが、コチラが素敵な車を乗っていたからだろうか。 理由を問うても答えが返ってこない、ということから考えても、あながち間違いでもなさそうだ。 男の嫉妬ほど見苦しいものはないというが、その通りなんだと痛感する。
痴漢の冤罪ならばその場からすぐに立ち去る事、と同様、何も間違ったことをしていない事を説明すればするほど泥沼にハマっていくような気がする。 悪徳クレーマーやモンスターペアレント、そして、いきなりいちゃもんを付けてくるおっちゃんにも精神誠意、対応している暇はない。逃げるは恥だが役に立つのだ。
さて、アナタだったらこのおっちゃんへの対応はどうする?
自分より倍以上の歳を重ねているであろう、男の嫉妬のはけ口となる。 嫉妬のはけ口ならまだストレスが少し溜まるだけで済むが、
「どこのモンだ!?」
と言ってくること自体、メンドクサイ臭いが漂っている。
こんな時には、正解は一つしかない。 そう、先ほども言ったように
「逃げる」
が一番。 事故をしてしまった時の事故割合の言い合いならば、今までの人生経験も生きてくるが、今回は完全なる男の嫉妬が絡んだいちゃもんなのである。 99点を取ったのにわずかな隙を見逃さず突いてくる嫌味な男、ではなく、100点を取っているのにいちゃもんを付けてきたのだ。 どう反論しろというのだ。 こんな時は撤退こそ勝利。 初見にて、相手が泥仕合請負人っぽい風貌ならば、撤退=勝利なのだ。
が、例外も存在する。
「おい!お前! こんなところに停めやがって! てめぇ、どこのもんだ!?」
(変なのに絡まれちゃったな・・・仕方がない)
「こういうのものですけど。何か?」
「すいませんでした~!」
そんな話を聞いた後、皆が警察手帳を欲しがったことは言うまでもありません。 駐在さんが愛車のクラウンで買い物をした帰りにあった出来事でした。
おしまい。
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