営業マン

本日、車の掃除を表でしていると

「ピピッ! ピッ!」

と笛が後ろでなるではないか。 子供が遊びで笛を吹いているのかな?と後ろを振り向くとそこには駐在さんの姿が。

「あれ? どうしたんですか?」

「すぐそこで車がバランス崩して、米俵(1トン)をひっくり返しちゃって、車も傾いているのですよ~。 で、道を塞いでしまっているので、交通整理をしております。」

と、店から100メートル先の緩い曲道で、車が傾いておりました。茨城県坂東市、しかもここは大通りからずれている・・・とはいっても、朝と夕方はなかなかの交通量があります。 ただ、ラッキーなことに今はお昼の12時20分。 昼時とあってか、交通量が少なく、不幸中の幸いと言ったところでしょうか。

それにしても、このように道路を塞いでしまう状況で警察官が一人とは大変でございます。ですが、そこはベテラン巡査部長。 ササッと一人で何事もなくこなしておりました。

私も手伝えるかな~と思う隙もないほど、テキパキとした仕事ぶり。 さすがでございます。 ちなみに、ワタクシ、アルバイトをやっていた頃、深夜3時ごろ自転車で帰ると、ツイている月は3~4回職務質問をしていただいた警察官のイメージ&車庫証明を提出するときに係の者がいないと誰も対応してくれない警察官のイメージが強いおかげで、警察24時は好きですが、警察官はあまり好きではなかったのです。

だが、駐在さんと話をさせてもらってからは、警察官株がグーンと上がっております。

例「○○(職業)をやっている人は常識がない」

と一人ないし数人をみただけで、その職業人をひとくくりで語る人がおりますが、どんな素晴らしいと言われる職業についている人でも、その逆でもいい人もいれば悪徳もいる。 私も駐在さんと出会わなければ、

「警察官って偉そうだよな~!」

と飲み会の席で言っていたかもしれません。 いや、言っていただろう。 人との出会いで学ぶことは多いっす。

そんな駐在さんがこの間、業界大手の「Bモーター」へフラッと行ってきたそうです。たまたま、キレイそうで安めなアルファードが外から見えたので、愛車のクラウンアスリートで突撃。

「なかなかキレイなアルファードですな・・・」

と思っているとすぐに営業マンが来る。 車や装備品、状態の説明をしてくれるのか、と思いきや、すぐに値段の交渉が始まる。

「これなら200万円以下でやりますよ!!」

と名前が入っていない見積書をすぐに取り出し、攻め立ててくる。 試乗がまだというレベルではなく、車もじっくり見ないでからの見積書。 車商売をしていると、その買い物が高額な買い物なのか曖昧になってくることもありますが、商品もじっくり見ないで200万円前後の商品を決められないっす。

「商品の説明を聞いても金額だけしか言ってこないし、すぐ帰ってきましたよ!」

と、呆れておりました駐在さん。

「私も雑な対応をしないように気を付けないと…」

と勉強させてくれた土曜日の午後。

こちらはご成約をいただいた964・カレラ2。

この車両をお預かりする前に

「964を預かることになったんですよ~」

と944乗りのMさんと、GTA乗りのYさんで盛り上がっておりましたが、まさかのGTAのYさんが

「俺、買うッス!」

とGTAとほぼ同様の流れで決めていただきました。 ありがとうございます!

「車との出会いは縁ですからね」

と値段や車の状態について、なんら突っ込まれない。 100%信頼していただいているからか、本当にありがたいことでございます。

この車両が入庫し数日経ってからYさんがご来店。 964を見たとき、たまたま駐在さんもいたので、皆でポルシェ中心の話をしていると

私「この間、みんなで話していたポルシェ入庫しましたよ!空冷ポルシェどうっすか?」

Yさん「ポルシェいいですねぇ~」

駐在さん「スポーツカー欲しいなぁ」

そんなこんなで皆でワイワイ。 Yさんからは数年後、アルファ4Cのオーダー予約を受けておりますので、私もまさかいくとは思っていませんでしたし、押しが弱い男ですので、どちらかというと駐在さんがノリノリでした。

Yさん「空冷ってどんな感じなんですかね~」

私「数台乗ったことはありますけど、所有したことがないのでなんとも・・・。やっぱり車は自分のものにならないとわからないっす。 ただ、930も964も同世代のFR・944も独特の世界があっていいですね」

(お預かりする時に、走行異音や主要機関に問題がないか少しテスト走行をしたときに、駐在さんがたまたまいらっしゃったので、私と一緒にテスト走行をしておりました。)

私「そういえば、駐在さん、脇で乗った感想はどうでしたか?」

駐在さん「めっちゃ良かったっす~!!超、良かったっすよ!! Yさん、いっちゃいなよ!」

とBモーターで受けた雑な対応が乗り移ってしまったからなのか、雑な営業マンに早変わり。

私「それじゃ、Bモーターと一緒じゃないですか笑」

駐在さん「ハハハハハ!!」

と楽しんでいた日に、即決してくれました。 もしかしたら、

「こうゆう車は、悩んでいたら仕方がない。 アルファ―ドと違った攻めでいかないと、心を揺さぶることが出来ないのだよ、青松君。」

と深層心理を読んだ営業だったのかもしれない・・・・恐るべし。

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