今週ロードスターをグー鑑定にかけようと依頼しました。
いつも通りの火曜日に鑑定士さんが来て、鍵と車両情報の書いてある紙を渡してお願いしたところ・・・走行不明車両については鑑定できないとのこと。 メーター交換をして、ちゃんとディーラーで記録の残っているクルマに関しては平気ですが、走行不明車はダメだそうです。
今の走行距離は56000キロでして、車検証に印字されている走行距離が平成26年で53000キロ、24年は41000キロでした。 ここ数年にはメーターをいじっている感じは見られませんが、M2 1002の内装が入っているので、これを移植した時にメーターもいじってしまったのですかね。 メーターパネルは1002のものは付いていないので、なんで走行不明になってしまったかはわかりません。
走行不明車や並行車など鑑定にかけられないものがありますが、店側がみずから 『一応、訳あり車だからよく見てってね』 と言ってるようなものなので、買う側からしたら鑑定を付けてあげた方がいいと思いますけどね。 プロトさん的にはどんなクルマにでも鑑定を付けられたら 『グー鑑定』 を付けれる良質なイメージが壊れちゃうと思っているのかもしれませんけども。
ちなみにエンジンのかからないクルマもグー鑑定を付けることができません。 この前、うちに来ている鑑定士さんが100台以上の在庫を抱えているお店へ初めて鑑定しに行ったところ、3割くらい鑑定することが出来なくて苦笑しておりました。 そこのお店は安さが売りのお店なのでしかたないと思いますが、5点満点中2~3点のクルマが多く、3割くらいはエンジンがかからなかったそうです。。
鑑定士さんの評価は担当者によって多少の誤差は出てくると思いますが、かなり信頼できると思います。 ただ機関においては数時間テスト走行をして確かめたわけではないので、実際にお店に行って確認することをオススメします。
本日は出品と下見があったのでオークションへ。 今はもう少し在庫が少なめですので、2~3台ほど欲しいところなのですが、下見をしたらすべて状態の悪い車両でしたのでパスしました。 良質車両を競って負けたわけではないので悔しさはないのですが、このところいい車両が減ってきたような感じがします。
『15年前のクルマを主力で扱ってっからだろ!』 と突っ込まれそうですが、まさにそうなんですかね。 今回のロードスターやアルファ155や147、156のGTA、クーペフィアットにパンダ・・・などを見てそのまま店頭に並べられる個体が本当になくなってきました。
ネットを見てると勘違いしている人がいますが、業者オークションに出品する際に問題個所を直してこない車両はおかしいとか、怪しいとか言っている方がいましたが、それが普通なんですね。 下見をしている段階では疑いの目しか向けてませんし、業者同士のオークションなんて所詮騙し合いです。 だから、極上車両があると驚く事はあっても、状態の悪いクルマに驚くプロはまずいません。オークション代行などをよく耳にしますが、リスクも大きいのでお気をつけて。。