本日は雨。
シトシト降る雨の中、前列で張り切る2台をピックアップ。
スマート&ツイン。
スマート ブラバス【275-158-153 840㎏ 1000cc 102ps】
ツイン ガソリンB【273-147-145 600㎏ 660cc 44ps】
初代スマートの登場が1998年。ツインの登場が2003年。 当時、スマートが流行ったからスズキがパクったのか!? なんて議論はいらない。パクりパクられる。そんな世界はどこでも日常茶飯事。だって資本主義社会なんだもの。 のんびり開発はしていられない。今現在、人気があるのもを真似てみる。
とりあえずOK!OK!いっちゃえよ!・・・が当時は出来たのでしょうか。そんな車が今はない。 ただ、それを嘆いても仕方がない。昔に感謝だ。
いかついスマートと笑うツイン。私の好みはフロントがスマート。
リアはツイン。同色バンパー、真ん丸テールが好きです。
さあ、比べてみましょう。
まずは荷室。
奥様用の実用車として使えるのか!? を検証するには荷室は重要だ。まずはスマート。 ナンバー灯横のボタンを押せばガラスハッチがオープン。この状態でカゴが楽に置けます。素晴らしい。
積みにくい場合に安心な上下分割式。実に使いやすい。 さすが、柴田さん、最上さん、北野さん、中村さん、松本さん・・・当社でも販売台数上位に食い込む(多分)車種の実用性は半端ない。スマートマジ半端ないって。
さて、ツイン。
こちらの初期モデル。 走りを追求するスパルタンなモデルゆえにガラスハッチオープナーが付いておりません。軽さこそが正義。初期のエリーゼと初期のツインに共通する軽さ。余計なものは付けません。 こりゃ、マニアが黙っちゃいないぜ。 後ろは鍵で開けましょう。
そして、ハイ!
分割式ではなくガラスハッチのみが開く仕様となっております。 ここに買い物カゴを置くには軽い知恵の輪的な想像力が必要です。 子供の想像力を働かせてくれるツイン! こりゃ売れるよ。
リアメンバーを厚くし強度を出しております。ここが分割式でないメリット。 ハッチ下のプラスチックのポロポロはありますが、そこの耐久性は許してください。
カーペットvsプラスチック
だって価格が違うんだもの。笑って見過ごして欲しい。
お次はホイール。
ブラバスのリアは「225/35R17」。俺の厚底シューズの方が厚いであろう、やり過ぎ仕様。トゥインゴ・ゴルディーニ純正「195/40R17」に
「ゴツゴツするわ~!」
と平川さんがインチダウンした気持ちがわかる。 が、コイツはまさかの3穴。タイヤ幅の広さにビックリし、社外ホイールをチョイスできる幅の狭さにビックリする仕様となっております。ビックリしたい方。必見です。
そしてツイン。135/80R12を見ると安心する。タイヤが減っても懐具合を心配しなくてよい仕様となっております。
「あれ「B」なのに「V」仕様じゃね?」
ホイールキャップのツートンでわかったそこの貴方。もうツインにメロメロですね。ただ「V」の枠はシルバーでしたっけ? こちらはミラーと同色に仕上げました。
内装。
見慣れると皆スルーしますが、とっても豪華でございます。 なにせ新車車両価格が260万円~となっております。
張替え済みの運転席の座面に心躍る。
シンプルなメーター。タコメーターは別にございます。
BRABUS!
そして・・・
BRABUS!!
さらに
BRABUS!!!
ついでに
B!
もう一丁!
「BRABUS!!!(フロアマット)」
随所にブラバスを強調してくる。その強調ぶり、アバルトとタメを張るぜ。
当然ナビ付。中古市場のブラバスはほぼナビが付いてます。さすが小さな高級車。
さて、お次はツイン。
先に言っておきます。分が悪いと。
ただ、割り切っている分、逆に良さが際立つ。
実にシンプル。豪華なものは何もない。
向こうがマッチョなボディビルダー、コチラは全てを絞った長距離ランナー。室伏広治vs大迫傑。 どちらも尊敬するわ~、甲乙つけがたい。
まあ、比べる対象がブラバスだったので、より対極な立場となりました。 いや、より対極というならばシグネットなのか? あれも入庫してみたい。
「安心して下さい!パワステ、エアコン、パワーウインド付いてますよ!」
ちなみに最廉価グレードの「ガソリンA」はエアコンもパワステも付いておりません。 が、そんなものは売れるとも思っていなかったのでしょう。当時は受注生産でした。その後「エアコン&パワステ付き」が登場します。軽トラみたいですね。
可愛らしい字体。
クーペフィアットやバルケッタと同じ!
鉄板むき出し!
軽量が故にパワーはなくともスイスイ走る。ただ、夏の長距離には向かないと思います。
「えっ!? なぜかって?」
いやだなぁ。見ればわかるじゃないですか。 高速走るとニッコリ笑ってるんで虫が口に飛び込んでむせちゃうんですよ。 ウォーキング、ランニング、自転車乗る人ならわかりますよね。 虫が口にinしてえらい目にあう瞬間を。あれはツライ。
走行中に歯で虫を潰して虫歯みたいにならないよう、常に洗車したくなるスマイルバンパー。芸能人もスマイルバンパーも歯が命です。
そんなわけで2台が仲良く並んでおります。
どうぞ、よろしくお願いいたします。