最近の印象に残った商談・その③

土曜日の店内。フェラーリ599オーナーの滝田さんが一番話しやすいとおっしゃっていた二井さんが珍しく午前中からご来店です。

 

開店直後からいらっしゃった本命はこちらの純正オプションを取り付けた・・・

 

BMW M2コンペティションでございます。前日に代表のブログで「M2入庫しました!」と書かれており、そのブログを見てお電話をいただく。前からM2が気になっていた二井さんですが、最近メガーヌRSを買っていただいていることもあり、とりあえず見てみたいのだろう・・・そう思っておりました。 グーネットで検索をするとコンペティションが24台、MTで絞ると9台しかございません。なかなか見る機会も少ないですからね。

 

オプションカラーであり、M2(コンペティション)限定のホッケンハイムシルバー。先月に収めさせていただいたアバルト限定色のグリジオカンポボーロより少し明るめでメタリックが入っております。

 

ちなみにこちらは在庫車として入庫しました。当社でM2をご注文ではなく、在庫で仕入れる日が来るなんて10年前では考えられませんでした。長く続けているといいことありますね。

 

コンパクトなボディにM4と同じエンジンを積んだモンスター。ひと踏みすればあっという間にレッドゾーンに振り切れるS55型エンジンの魅力を少し楽しもうと踏み込んでみるも、恐ろしくてあっという間に踏力が弱る。

ハイパフォーマンスカーであるM3、M4が搭載する高性能直6ツインターボがS55だ。ベースとなったのはもちろんN55だが、ツインターボ化に加え、シリンダーのクローズドデッキ化、オイルパンのマグネシウム合金化、クランクシャフトを窒化処理したクロームモリブデン鋼に変更するなど、高出力と軽量化のための改良が随所に施されている。特殊な表面・端面処理をしたコンロッドや、マーレ製Si12Cu4Ni2Mg配合アルミ合金ピストン等、高回転を許容するコンペティション対応仕様となっている。

X3、ジョンクーパーワークス、ボクスター、911、Z4、エキシージ・・・多くの趣味車を乗り継いできた錚々たるオーナーたちの視線がM2に注がれる。

 

先日も後期モデルのベースグレードを下見して心惹かれた部分があったのですが、仕入れるまでに至らず。今回はボディカラー、グレード、程度、装備に惹かれてセリの2時間前に直談判。さすがにここクラスをひっそりと仕入れてしまうと私の首が飛びます。

 

愛妻家の二井さんは奥様が気に入るかも重要な要素です。

 

ひとまずこの絵が撮れるということは大丈夫でしょう。ご興味がないと秒で車から降りますので、写真を撮る暇がございません。非常にわかりやすいです(笑)

 

試乗をしていただき、帰ってきたと当時に決めていただきました! 下取りさせていただくお車はメガーヌRS。最後までどちらを出すか悩まれていた奥様でしたが、パジェロを残しておくことに。

それにしても二井さんに決めていただくとは思いませんでした。気になって見に来ることは想定内でしたが、まさか即決とは・・・。

 

只今、非常に込み合っておりまして、納車は7月下旬となりそうです。納車までメガーヌRSの走りを堪能しながら、楽しみにお待ちいただければと思います。二井さん、ありがとうございました!今後ともよろしくお願いいたします!