オークション非経由。

先日納めさせていただきました996。

「なぜ、ポルシェって人気なの? スタイルなの?走りなの?雰囲気なの?歴史なの?価格が高いからなの?」

幼い子供にとっては車は皆平等。 傍から見る限り、価格・乗り心地はわからないし、3歳児くらいならばデザインが全てなように思う。 娘たちが最近、車の種類がわかってきたようで、フィアット500でご来店してくれましたお客様の車を見て

「フィアットちゃんだ~!」

と言っていた脇でじじ様が仰天。 もうビートルとビート、フィアット500、ここら辺が好きで覚えているようです。

「丸い車が好きみたいだよ」

ということでしたので、私の車もちょいと丸っこい。 ならば、気に入ってくれるのか?と聞いてみたらダメみたいでございます。乙女の心は読みずらいぜ。

 

 

 

まだ幼い子供から、このような問いに遭遇したことはありませんが、ポルシェオーナーにならんことにはその魅力はわからない。 乗ってみたら心を離さないこともあると思うし、その逆もあると思う。

当社の常連さんで「いつか乗ってみたいランキング」は堂々の一位はポルシェ。 今後もこのレベルに匹敵するような個体を入れたいと思っております。

 

 

 

この996の下取り車で

「メルセデスベンツ・C32」が入庫しました!

丁寧にお乗りいただいたおかげで車両もキレイで、走りにも問題はない。

「知らない人にとっては(〇〇クラス関係なく)、スゲー!ベンツ。」

「ちょっとかじっている人には旧めのCクラス。」

「御存じの方はすぐに出てくるC32。」

 

先日、整備工場でC32とE46アルピナが並んでいるのを見ました。 なかなか魅力ある2台。肥大化した車にちょっと取り回しが苦労する・・・そんな話もちょくちょく聞きますので、ちょうどいいサイズ感に必要十分なパワー。 今の相場を見るとアルピナの人気に軍配が上がり、アチラと比べるとC32がちょっと買いやすい価格になっております。

昨日からグーネットに載っております。 気になる方は是非!

 

 

それともう一台下取りしましたが、それは気になる点が数か所ありましたので、店頭で販売することは止めました。

 

 

 

 

 

 

 

もし、車業界の常識を御存じない方は

「あの店、問題がありそうな車をオークションに投げてきたんだってよ!」

とヒソヒソ話をされてしまいますが、これが当たり前でございます。 その考え方で言うとオークションで仕入れる=問題ありの車。 となってしまいますが、そこは出品するにあたり様々な理由がある。

買取りしたけど店のカラーに合わないから、お金がないから、壊れてるから、壊れそうだから・・・んだもんで、下見が必要になってくる。

 

例えば、当社で現行型のクラウン・アスリートを下取りした場合は、すぐにオークションで換金。 理由はうちでは売れないし、金額が大きいため持っているのがツライ。

逆にクラウンアスリートを主に扱っている店でアルファ147GTAが下取りで入ってきたら、これまた即換金するであろう。 理由は「これはうちじゃ売れる訳ねぇべ!」 となるわけです。 オークションは玉石混淆なのでございます。

 

 

 

 

最後に、ただいまV6カイエンの初期モデル・低走行を探しているのですが、なかなかモノがなく苦戦しております。 オークションでは探しているけれど、なかなか見つけることが出来ずに連絡が出来ない。

そのような趣味車をお探しの達人たちには変に嘘は付けませんので、しっかりと見つけていないと

「カーセンサーに出ていたけど、ちゃんと探してくれてますか?」

と右ストレートを放たれる。 もうジャブではなく、いきなりの右ストレートだ。 しかも、達人たちの繰り出す右ストレートには破壊力抜群! 毎日、練習(出品車を確認)をしていないと、そのパンチに防御する術を持たない私は一撃でノックアウトだ。

 

さすがにノックアウトする訳にはいかないので、ちゃんとチェックしているのだが、その包囲網をすり抜けて大手中古車サイトへ出てくることがある。

 

これは言い訳になってしまうのか・・・いや、言い訳にはならないであろう。 ということで、説明させていただくと

「カイエン売ろう」

「どこで売る?」

「専門店が一番手っ取り早いべ」

「よっしゃ!行ったろ!」

 

という流れで売買が成約して、その店で売られているものがネットにアップされることが結構あると思う。これではオークションのフィルターを通らない。 当社で言うならば、先日買取りさせていただきましたパンダ・4×4。

 

パンダの4×4のマニュアルシフトを馴染みのお店へ注文を入れていたとしたら、おそらくこの車両をグーネットで見て、すぐ電話するであろう。

 

お客さん「社長! 茨城県のフィオラーノって店に出てるじゃん! なんでオークションでチェックしてくれていなかったのよ!」

どこぞの社長「あれ? おかしいな。 チェックしてたんだけどな・・・」

お客さん「しっかりしてよ! もう時間がないんだから!」

どこぞの社長「悪い、悪い・・・気を付けるよ」

 

とひと悶着あったかもしれないので、ここで店への助け舟を出してきます。

 

 

「これ、直接買い取りしたみたいだから、許してやってよ!」

 

 

台数が少ない、コアな車種ほど大手買取店には持って行きません。 理由は、いい思いも値段も付きませんからね。

 

言い訳がましくなってしまいましたが、もうしばらくお待ちくださいませ。

 

 

 

 

 

 

コメント

  1. 中村隆司 より:

    御宿に住みアルフ大好きです 先日ベンツのATYPEのレッドを社長に納車してもらいました とても程度の良い車でした昨日車検と名義変更を終わらせましたありがとうございました

    • takashi より:

      中村様 
      名義変更等、素早い対応をありがとうございました! 私の知らない、だいぶ昔から御世話になっているようで、代表が楽しそうに振り返りながら話を良く聞いておりました。 また何かございましたら、よろしくお願いいたします。