気合の入ったセリ

そういえば、前々回のブログで久しぶりに気合の入ったセリとなりました。 と書いて、その理由を書くのを忘れておりました。

その日、仕入れることが出来た車は

「プントエボ」「アバルト500」「ランチア・イプシロン」の3台。

ドイツ勢たちの下見もしたのですが、なかなかコレと言ったものがなく、

「最近、イタリア車も減ってきたし、ちょうど良く仕入れることが出来るといいな」

と思っていたところに、うまくハマり、その日のセリは大満足。

で、この3台のうち

「コレは俺が買うっすよ!」

と気合を入れていた車種はコレ。

イプシロン!

欲を言えば最終型&白の外装に違和感を覚えたのですが、久しくこのように程度の良い車両に巡り合えることもなく、隅々まで見ていくと同時に惚れてまう。 しかも、この型のイプシロンには良き思い出がある。

エンリコ・フミアといったら、私の中ではGTVかクーペフィアット。 イプシロンは次のマイルドな2代目の方を好んでいた私にとっては、それほど目を引くものではなかった・・・が、このイプシロンが素敵なお客様を呼び込んでくれた。

どの車を選ぶのかで、新たな出会いがある。 当時、このイプシロンを仕入れていなければ、当社には来てくれていなかったであろう。そういった意味で、すごく良き思いでなのでございます。

最初にイプシロンを購入してくれたMさん。 当時、ちょっと久しぶりのマニュアルシフトということで、1400ccでもほどよくキビキビ走り、コーナリングでもなかなか粘りの良い足回りのイプシロンを1~2年ほど楽しんでいただき、その後944へ。

遊びに来てくれていたときに好みを聞いていたおかげで、944を下取りした瞬間にMさんの顔が出てくる。 下取りに入って、すぐに営業の電話を掛けたのは私はまだこの一回きり。 私の役職は一応、営業。 が、営業の電話をかけない営業マン。 もはや、営業マンというよりは雑用係と役職を替えた方がよさそうだ。

そんな雑用係にたくさんの知識をくださいますMさん。

「ああ・・・イプシロン販売していてよかったな」

944を販売して、下取りしました当時のイプシロンはネットに載せると同時に?いや、その前に? たまに遊びに来てくれていたお客様の先輩が購入して下さいました。

話せば話すほど、メカが好きであり車が好きであると感じさせてくれるYさん。私と歳が近いということもあり、色々と助けていただいております。 その後、GTAから964へ。

これは偶然なのか、初代イプシロンオーナーはポルシェに行きつく・・・ランチアからのポルシェ。 凄く車に詳しい人というより、微妙に知っている方へ

「俺、ランチア乗っててその後にポルシェなんですよ!」

と言ったら、

「あのカクカクしたデルタって奴から、911っすか! 凄いっすね~!」

と返されてからの

「いや、イプシロンから944だよ!」

「ん????」

というような流れになりそうだが、前回もイプシロンの名義変更時にナンバーを交付してくれる職員さんから

「ランチアって、あのカクカクした奴ですよね! カッコいいですね!」

と押しの強いトークをされると、説明するのが困難なのであります。

もし、今回のイプシロンを買ってくれたオーナーさんが、またポルシェに行きつくことになったら

「ポルシェ乗りたいんだったら、とりあえずイプシロン行くべきでしょ!」

とわけのわからない営業トークをブチかましそう。 現場に居合わせたときは注意してくださいませ。

そんなわけで、無事に仕入れることの出来たイプシロン。 セリ参加中に横にいた同業者さんからの

「押し過ぎてない? 大丈夫??」

と熱い視線を感じながらに強気で押し切ることが出来ました。

これが吉と出るのか凶とでるのかわかりませんが、とりあえず今は大満足。 前回の1400ccと違い、1200ccだと部品も出やすい為、そこはプラスポイントでございます。

グーネットに掲載されているMTイプシロンは6台。 ライバルが多いような少ないような・・・また素晴らしい方の心を鷲掴みにしてくれることを祈って、今はいい感じに仕上がっております。

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