手がカッサカサ

最近、手がカッサカサ。 飲食店で働いていた時には頑固な油汚れ、そして車屋になっても頑固なピッチ、タール、油に水垢、時には鳥糞。 このカッサカサへのスパイラルに出口はあるのかい?

と問いただしたところ

「ん~、ありません!」

と店の在庫達から聞こえてくる。 在庫の全てを新古車で揃えればそれは可能かもしれないが、今のラインナップを変えたいとも思わない。 カッサカサな手はハンドクリームで労わりながら、他とはそう被ることのないラインナップで店を盛り上げたいと思っております。

 

 

と、思っているとゴロウが吠える。

「ユーのカッサカサ具合なんてたかが知れてるぜ」

 

 

そうだった。 いつもお世話になっているメカニックさんの手を見れば、私のカッサカサ具合が赤子の手に見えてくる。 本田宗一郎は手を見ればウンチャラ~ と言っていたそうだが、確かにメカニックさんの手を見れば、腕が見えてくる。 手だけを見て信頼出来る。 そう思わせてくれるメカニックはそうはいまい。

 

「あそこの従業員はいつも、眠そうで手も脂ギッシュで、暇そうでいいね!」

と思われることのないようにコツコツ頑張ろう。

 

 

 

 

 

本日は、私が仕入れで、社長が納車へ。

前回のシルバーのカングーに続き、今回は定番のキイロ、そしてマニュアルシフトの組み合わせ。 最近、駐在さんから

「またカング―入ったんですね! デカングーじゃないやつですね!」

と私がここに来たとき同様、輸入車通ではなかった駐在さんも今ではカング―の種類もズバズバ言い当ててしまうほど。 詳しい方にはカング―は有名だが、知らない人には珍しいスライドドア。 商用車をお洒落と言わすカングーはよく考えるとすごいものだ。 日本でいえば

「俺、プロボックス(ワゴン)乗ってんだ!」

と、働くという点では、壊れもしないし、高速道路をぶっ飛んで走れる高速性能、さすが世界のトヨタ。 と感じるが、お洒落を感じることはあるまい。

 

最近、ムルティプラもお洒落のジャンルに身を乗り出してきたようにも思えるが、それはまだ一般的ではない。 地元に帰り

「青松、お前色々な車を扱っているんだべ? 俺にお洒落な車を紹介してくれよ!」

と言われたときに、自信を持って一番最初にムルティプラを紹介することはあるまい。 万人に受けるという意味ではやはりカングーやフィアットなら500というところか。 で、それでは埋もれちゃうから満足いかない! と思うあなたへムルティプラを捧げます。

 

こちらのカング―は奥様も運転されるということでしたが、マニュアルシフトもなんのその。 謙遜されている方が運転が上手くて、偉そうな人が下手で・・・ということはよくあることでございます。

試乗コースはサーキットではなく、一般道。 と、いうことで、2速発進してないか、シフトが乱暴でないか、安心できる加減速か、クラッチペダルに足置いてないか、クラッチワーク、AT車のバック、すえぎり・・・安心できる方の横に乗ると、まったり夢気分。心地よいナビシートは気持ちが安らぐぜ。

 

お乗りの208を下取りさせていただいて、無事に納車となりました。

お時間のある時は是非、遊びにお越しくださいませ! 前回、納めさせていただいたカングーのオーナーさんもたまに来てくれるので、意外と一緒になり、話も盛り上がるかもしれません。

ちなみに、福島のHさんは、前オーナーの川上さんと大体、鉢合わせます。

(ミルククリームボックス、美味しくいただきました!)

 

そんな感じで、最近盛り上がらない週末はほとんどなく、お客様同士の会話で盛り上がる。 ありがたいことでございます。

 

今週末も多くのお客様のご来店をお待ちしております。

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