機会があったら。

これは私の勝手な意見になりますが、当社の常連さんには

「機会があれば、色々な車に乗っていただきたい」

と思っております。当社に来ていただきている方のほとんどがクルマ好きであります。 クルマ好きにとってたくさんのクルマに乗ることは非常に楽しい事であり、良い話のネタになることだと思います。 ですので、「まだ商品車仕上げをする前」や「状態維持のために動かすとき」、などにこちらから提案するときが多々ありますので、そのときは是非体験してみて下さい。

 

ただ、私たちは中古車販売を商売としてやっているわけですので、一見さんの興味本位での試乗はお断りしております。 少しでも購入意欲があればもちろんOKですが、全く相手のことを知らないのにお気軽に試乗を勧めることはしていません。

中古車はそのもの自体が商品ですので、信頼関係が成り立っていないとなかなか勧めづらいです。わけ隔てなく色々な人にホイホイと乗せてしまうと、本当に買っていただく方に申し訳ないですからね。

先日、夕飯をご一緒させていただいたお客様が、
(ごちそう様でした!)

「ディーラーの場合はそれを経費として考えているので、試乗に関していえば遠慮することはない」

とおっしゃっていました。 確かに台車兼試乗車として自社登録をかけれるし、走行距離が増えたり、年数が少し経ったとしても経費として落ちますからね。 そして、良いころを見計らって「アプルーブドカー」として販売すれば、経理上全く損はしないハズです。

そう思うと、私もたまにはディーラーで試乗でもしてこようかな・・・と思いますが、まだ新車購入意欲が1%未満なので止めておきます。

 

ですので、もし機会があれば是非体験してみて下さい。 私よりドライビングスキルの高い人たちですので、こちらも心配しておりませんから。

もし、

「乗ると欲しくなっちゃうから大丈夫です!」

と遠慮されている方は、是非乗って買ってください(笑)

 

「百聞は一見に如かず」、「井の中の蛙大海を知らず」、「馬には乗ってみよ人には添うてみよ」、「人は見かけによらぬもの」・・・

車雑誌が数ある中、それを信じ込み過ぎて変な固定概念があるかもしれませんよ。 せっかく来てもらったのなら、楽しんでいただきたい。 そう思う毎日です。

コメント

  1. シュトゥットガルト より:

    初めてコメントします。

    ディーラー新車試乗は遠慮しないと話した常連氏は、
    逆に「中古車店さんの商品車には、そう簡単に試乗希望は出せない。『運転感覚が期待値に近ければ、気持ちも、諸条件も既に用意してある。』上でないといけない。」
    という中古車店とのお付き合いへのスタンスはしっかり持っているということではないでしょうか。

    おそらく「乗れば欲しくなる。そんないい車が置いてある!」と感じているのでしょう。
    自分も、欲しい車、ショールームにあり。赤信号で隣に並ばれたら、悔しいほどの美しさです。あれ買う人が許せない。(笑)

    • takashi より:

      シュトゥットガルトさん。こんにちは。

      皆様からの良いお付き合いのおかげでこのような記事が書けております。 感謝です!
      もし、良い関係が築けていなければ、楽しんでもらいたいとも思いませんから・・・

      いっそのこと送り迎えはオープンで目立ちまくって下さい・・・とダークな
      もう一人の自分が申しております(笑)