「MG-Fが売れたッス!」
と喜びのブログを書いていたら、元オーナーIさんが御来店されました。 今回は車検で車をお預かりです。
MG-Fの次に選んでいただいたのが、パールホワイトの147GTA。 で、代車でお貸ししましたのが147TI。
この代車ならば、気付く人は少ないであろう。
「あれ? 車もう帰ってきたの? 車検ってすぐに終わるのね」
と聞かれるご家庭がほとんどだと思いますが、最近、旦那さんと一緒に来る奥様の車も個性的な車種が多い。 そんな趣味車を愛するご家庭であれば、
「あなた、もうコッチのTIにした方が税金も安いし、スピードも控えめだから安全よ。 アナタのことを思って言っているのだからね」
などと、頭の痛くなることを言われてしまうのではなかろうか。 奥様が詳しいというのも、100%ウキウキと言う訳ではない。 他人の家の芝は青く見えるが、放っておくと、伸びた芝が足に刺さり、痒くなる・・・といったところか。
と、いうわけで、これまでで美しい女性陣が乗られてきた車を御紹介。
バーベキューで一緒に楽しませていただいたI様。
今の愛車はパンダ4×4。
左ハンドル+マニュアルが初めてという、普通であれば高いハードルも気にしない。と、いうか、それがハードルというよりは
「これから思う様に扱ってみせるわよ!」
という嬉しさのほうが滲み出ていたような。 今までの愛車はローバー・ミニ。 都内をミニとパンダで駆け抜ける、普通だったらパンダでなくラパンが似合うであろう。
ただ、ラパンはいつでもどこでも誰でも乗れて乗りやすい。 問題は無いように思うのだが、せっかく乗るのだから、車も趣味にしたいのよ!・・・という場合は、ラパンはそもそも、ターゲットが違う。
と、軽自動車のことを悪く言うつもりもないが、これは個人の楽しみ方の問題だ。 スマートすぎる乗り物に対して、楽しみ方を見いだせない人がいたっていいじゃない。それは、歌でも芸術でも食でも一緒でしょ。 なんでも否定的に捉えたがる、メンドクサイ住人には関与しないことが一番だ。
趣味ならば、お金と時間がかかってしまう。 ただ、それが趣味ならば当たり前だ。 趣味で時間もお金もかかっていないというのであれば、それはただのお金もちのおふざけか、暇を持て余してる人の暇つぶし。
色々調べて調べて調べまくって、仕事中も怒られながら、コッソリと調べまくって、事の本質に近づいていけば、車趣味の維持費も安くなる。全部自分でやる。 時間はかかるが、メンテナンス費は安く出来る。 派手にごちゃ混ぜにし過ぎて、プロメカニックから
「素人があまりいじくりまわすなよ・・・後がツラいぜ」
と言われてしまうこともあるかと思うが、それは仕方ない。 で、お金に余裕がある人は、特に調べることもなく、ただただ、プロに任せて完調になった愛車を走らせ楽しむ。
どちらをどの程度の範囲内にするかは、時間と予算の兼ね合いです。 そんなところも面白い。
話は戻って、今は軽自動車戦国時代。 ラパンやハスラー、ムーブ、ミラココア等と競合が多く、街ではさすがに埋もれてしまう。 ただ、軽自動車戦国時代でも 名前は似ていて、実車を出さなければ
「私、ラパンにしたの! 可愛くっていいでしょ!」
とラパンを愛するご婦人から
「運転しやすそうでいいわね! 私はパンダにしたの! 真っ黒でかわいいでしょ!」
と、何事もなく溶け込める。 ティータイムのママ会で場を騒がせるようなことがないのだ。 で、いざ見ると、サイズやデザインを含めた、圧倒的な存在感。 そんな場で、心から共有できるクルマ好きの友人が出来たら、もう人生ハッピーでございます。
お次は、MG-Fを買ってくれたIさんの奥様。 好みの合う車を扱っているからか、ご来店され、すぐに打ち解ける。
「この前はZ3とZを乗ってました!」
など、今までの愛車を聞いた後、試乗へ。 その話を店内にいた、3~4名の常連さんたちに持ち帰ると
「この「Z」はなんの「Z」や!?」
と、ざわ・・・ざわ・・・
Mさん「ま、まさか、ホンダZ というオチなのか!?」
1984年生まれの私には全盛期の「GTロマン」は知りませんが、そのオチだったらどうしよう・・・とハラハラしていたら、フェアレディZで一安心でございました。
その他にも、メガーヌRS、ポルシェ996、MR-S・・・等、好きな方たちがたくさんたくさん。 車=男の趣味というイメージもありますが、そんなことはないのですね。 これから先もどんな強者がやってくるのか・・・。
勉強しておかないと、おちおち寝てばっかりいらんねーぜ・・・と思う、火曜日の午後でございました。
コメント
こんどはアルトワークス試乗したいと妄想中です。
車重700キロ以下だしMTで一応4WDもあります。
上のお姉ちゃんが運転するに調子良いし、維持費安い、保険も、タイヤも安い。すっんばらしい❤️
ただ、まだアウディに恋してるんですよねー。
増車のときでも、乗り換えるときでも、アウディに恋している時でも、いつでもドライブがてら遊びに来てくださいね。
あざーす
またよらして貰います。